いよいよ指導対局当日!

灼熱の夏祭りが無事終わり、心を決めて指導対局を予約した。祭りのしわ寄せで仕事が溜まっていたので、付け焼き刃での対策は3日間しか出来なかった。

駒サプリの八枚落ち定跡を完璧にする。
上野先生の『八枚落ちに学ぶ将棋の基本』を
全部一通り並べる。
先崎先生の『駒落ちのはなし』
にある八枚落ちの際の注意点を何回も読んで囲い部分だけ覚える。

これだけでギリギリ3日。
ぴよ将棋での実戦は一日一回しかできず。
いよいよ当日。

朝7時から墓参り2ヶ所、家族のお昼を用意して名古屋へ。
楽しみにしていたスープストックトーキョーのランチをいただくが、毎日母の減塩料理を作っているせいかスープの味が塩辛く感じた。そうか、これが普通なら家族が味が薄いというのは仕方ない。

買い物を済ませてもまだ時間があったが、開催地の
ハチワンダイningバーさんは13時から開いているとのことで、迷う時間も想定して池下駅に13時20分くらいに着いた。徒歩3分とあったが、逆方向から行ってしまい5分くらいかかった。夜だとあやしい場所を通ったが休日の昼間は誰1人いなかった。
(駅から表通りを行けばあやしくない)徒歩5分でもめちゃくちゃ暑かった。

こんにちは!とお店に入るとカウンターに席が用意されていた!お隣にはマスターと将棋を指しているお客様がいらした。

1人参加はこういうときに間が持たないものだが、
詰めチャレをやればいいと、スマホに向かう。(暑さをまず冷まさないと…)八枚落ちでも大丈夫とは伺っていたので、駒サプリを復習したり。

この時間が一番緊張していた。
マスターが、途中で玉を囲うようにアドバイスしてくださり、やっぱりそうかと思った。付け焼き刃で覚えた囲いは「カニ囲い」だったようだ。(先崎先生の本にあったもの)ぐるぐる将棋でも、先生方はどんどん下に向かって金も玉も逃がして来るので、怖かったのだ。これで怖く無くなるかもしれない。
(そんなことはなかった)

指導対局を受ける方が集まりはじめ、にぎやかになってきた頃、柵木先生が登場された!
わかっていたけれどお若い!

お会いになったことがあるお客様が四段昇段のお祝いを言われたので、便乗してお祝いを伝えることができた。三段リーグの前期順位の大切さをぽろりと言われたときにその厳しさを感じた。
(ほんとうにおめでとうございます)

和気藹々とした雰囲気の中、
カメラを向けられると微笑んでくださって好感度上がる上がる。
こういう時間のために、王座戦挑決の前半解説をあとから聞き直していたのに全く話題に出すことができないくらいドキドキしていた。

お隣の方が駒を並べはじめたので駒袋を開いてみたら、この日の駒もあの手触りのよい駒(たぶん黄楊)だった。お隣の駒とは違う色で、よくお手入れがされている感じだった。(とてもテンションが上がった)

つづく

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