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「迷惑をかけない」という失敗

はじめに

「人様に迷惑をかけないように」と言われてきた人は多い。
親からも、学校からも、

何かに一歩踏み出そうとするとき、「迷惑がかかるからな」と躊躇する場合もある。

一見、素晴らしい考えのように見えるが、大きな勘違いがある。

もう他者に迷惑はかけている。だから、動く

「迷惑をかけないように」という意識は間違っている。正しくは「すでに、迷惑はかけている」という意識が正しい。

親に育ててもらわなければ、今の自分はない。
ゴミを回収してくれる人がいなければ、生活は成り立たない。
会社があるから、働ける。

大げさに聞こえるかもしれないが、人間は存在するだけで誰かに、迷惑という名の”手間”が他者にかけさせている。

それは誰でも同じだ。
だからこそ、迷惑をかけている分、自分でできる何かを貢献しようとするのが、社会的動物である人間の正しい感覚である。
すでに迷惑をかけていることに気づけて、初めて”大人”であり”社会人”になれる。

人間は社会で生きる動物だから、大小あれど、何かを返そうとする本能がある。あまりに自然なすぎて、且つ、膨大にありすぎて、気づいていないかも知れないが、先人や周囲の人のおかげで、生きていける。

先ほど書いたゴミ回収もそう。コンビニやスーパーも誰かが作ったから存在する。蛇口をひねれば水が出る、スイッチをつければ電気がつくのも、奇跡のような仕組みだ。自然と生まれたモノではなく、誰かが作ってくれたモノだ。

それらに気付けば、自然と、自分も何かをしようという気になる。
「迷惑をかけないように」は行動しない言い訳につながる。
一方で、「すでに迷惑をかけている」と感じられれば、自分でできることをやろうと、勇気ある一歩を踏み出せるようになる。

まとめ

迷惑をかけている自覚を持つ

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