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気疲れを、超回復しよう

「今日は、知らない人ばかりに会って、気を使って疲れたな」
そんなことを思う時がある。

別に、マラソンを走ったわけではない。
というか、身体は、ほとんど動かしていないのに、なぜか疲れている。

いわゆる「気疲れ」という現象だ。
現代社会においては、肉体的な疲れより、精神的な疲れを起こしている人の方が圧倒的に多い。

今日は、そんな「気疲れ」について考えてみたい。

気疲れ、おめでとう

「気疲れ」を克服することについて話す前に、まず祝いたい。
もし、あなたが「気疲れ」しているのなら、それは、素晴らしいことだ。

「気疲れ」するということは、すなわち、慣れない場所に行ったということ。慣れない人と交流したということだ。

また、その慣れない人や場に対して、自分の労力・精神をしっかり払ったから、気疲れしているのだ。

慣れない場所や人に触れた「挑戦」と、その場にしっかり「集中」していないと、気疲れはしない。

「気疲れ」しないということは、人間として成長していないということ。
経験が積み重なると、「気疲れ」する体験は、どんどんなくなっていく。

「気疲れ」していること自体が、まずは「素晴らしいこと」だ。

気疲れとは何か

一方、「気疲れ」したままだと、親しい友人や家族にストレスを発散してしまったり、その後に何かをすると集中力が切れてしまったりする。

「気疲れ」は前述のように、まったく悪いことではない。
ただ、筋肉トレーニングと同じように、しっかり「気疲れ」したら、回復をしていくことが重要だ。

そもそも、「気疲れ」とは何なのか。
「気疲れ」というと、抽象的な響きがする。精神的な問題のように見え、対応が思いつかなくなる。

からだの仕組から捉えれば、「臨戦態勢」(自律神経が過度なONになっていること)が続いたため、強制的に休もうとしている状態だ。

慣れない場所や人に触れたら、生き物として「臨戦態勢」になるのは、当たり前。「臨戦態勢」が長く続いたら、体を休ませようとするのも当たり前。

人間として、生き物として、自然な反応なのだ。

はやく回復するために

自然な反応とはいえ、「はやく回復したい!」と思うだろう。
誰しも、「気疲れ」していたいとは、思わない。

「気疲れ」とは何かを考えれば、回復する方法は、おのずと分かる。

シンプルに「安心できる場に行く」ことだ。

臨戦態勢が長く続いていたのだから、回復するには、安心できる場に行くことが最も手っ取り早い。

ただ、家に帰れれば安心できるものの、職場等々で、安心できる場所は、なかなか見つからないと思うかもしれない。

なので、安心できる場所は、ちゃんと探しておく必要がある。
安心できる場所は、人によって違う。しかし、「(臨戦態勢の場にいた)人に会わない」というのは一つの条件に思う。

散歩をする、ビルの屋上、トイレの個室。
5分で良いので、安心できる場所に行く。

当然、場だけでなく意識も重要だ。
せかせかと次の仕事のことなどを考えていたら、安心できる場所でも落ち着かない。
「考えないようにする」と言っても、無理な話。
むしろ人間は「考えないようにすればするほど」、強く意識してしまう。

そんなときは、「考えないようにするのではなく」、「見つめる」という意識が重要だ。「あーこんなこと自分今考えているなー」と見つめることが一番、安心につながる。

また、安心できる「場」ではなく「人」も重要だ。
個人的に「場」の方をオススメするのは、「人」は自由がきかないからだ。

どんな自然体な人でも、「臨戦態勢」になっているときはある。「臨戦態勢」の人と会えば、こちらはリラックスできない。
また、少しの時間であっても、相手の都合に合わせないといけないだろう。

それに比べると安心できる「場」をつくる、「場」に行くというのは、はるかにやりやすい。

職場が変わったとき等、まず何よりも先に、安心できる「場」を探せば、「気疲れ」からの回復が早くなり、パフォーマンスを発揮できるようになる。

まとめ

「安心できる場所で、気疲れを回復し、成長する」

肝に銘じよう。

かしこ。

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