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TureDure

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ほりこーきの自由連想パルプ随想録
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記事一覧

TureDure 40 : 自由な発想の上手な潰し方〜戦さ場(バトルフィールド)ではなくて遊び…

即興演劇なんて嫌なことだほりこーきです。例にもましてインプロの話です。 「インプロとは即…

ほりこーき
4か月前
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True Dure 39 : 地獄にバラを飾りましょう

2023年も年の瀬である。今年のことは大切にしたいと思った。およそ3年ぶりに劇場にお客様を入…

ほりこーき
4か月前
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TureDure 38 : プレイフル・ラーニング

オトナのためのウエダゼミが2023年11月11日ー12日に吉野のネオ・ミュージアムにて行われた。 …

ほりこーき
5か月前
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True Dure 37 : インプロのパフォーマンスをする時に考えていること

ちょっと前にインプロ(即興演劇)のワークショップをする時にぼくが考えていることを書いた。…

ほりこーき
6か月前
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TureDure 36 : 圧縮フォルダとカーニバル

最近、言葉ということを考える時に、あるイメージを使う。それが箱ということだ。ラッパーであ…

ほりこーき
7か月前
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TrueDure 35 : Pororoca、あるいは生成変化する光

今日は休みだ。外は暑いのでなるべく室内で過ごそうと思う。最近は仕事が忙しくて少し部屋が散…

ほりこーき
9か月前
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True Dure 34 : インプロ・ワークショップをやるときに考えていること

ぼくはインプロ(即興演劇)なるものをパフォーマンスしたり教えたりしている。ぼくがインプロに出会ったのは2013年だから、今年でインプロとの付き合いは10年になる。この10年でぼくはインプロと出会い、学び、研究してきた。たくさんの人とのご縁があって、劇団、理学療法士、介護士、保育学生、医学部生や、業種業態に限らずいろんな企業にお邪魔してインプロのワークショップをしてきた。パフォーマンスもたくさんしてきた。仲間たちと一緒にパフォーマンスする時もあれば1人でパフォーマンスすることも

True Dure 32 : Keith Johnstoneのインプロから私が学んだことの一部

2023年3月11日。 Keith Johnstoneという人が亡くなった。 私は蔵前のカフェで読書会に向けて…

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TureDure 34 : 即興する組織は、らくらくスイスイ?― もちつもたれつ、泰然自若で、…

企業に取り入れられる即興演劇・インプロ私の専門はインプロと呼ばれる即興演劇である。私は大…

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TureDure 33 : 即興ができることは頭の回転がはやいということなのか ― 能力神話への…

私は即興を学んだり、教えたり、パフォーマンスしたりする。私がするのは「インプロ」と呼ばれ…

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Ture Dure 32 : 付喪神とSDGs

私は昔からオカルトが好きでした。ネッシーやスカイフィッシュ、UFOやキャトルミューティレー…

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Tire Dure 31 : パフォーマンスとジェンダー

私にとってフェミニズムとの出会いは他者の学問としてであった。 私に上野千鶴子氏の『女ぎら…

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Ture Dure 30 : 浮遊歩廊

9年前のことだ。ぼくが初めて書いた長編戯曲のタイトルは『浮遊歩廊』といった。6人の男女が…

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TrueDure 29 : 「ガンギマリ学習体験」とは何か

これから「ガンギマリ学習体験」について書いていきたいと思う。 「ガンギマリ」とは、フロー状態やゾーンのことだと思ってもらってよい。すなわち何らかの課題に対して無我夢中で取り組むうちに学習が進み、習得レベルが上がっていく精神状態のことだ。それをあえて「ガンギマリ」という言葉で表現しているのは意図がある。フロー状態やゾーンのような精神状態は特別な人や特別な訓練によってもたらされる特殊なことではない、私たちは日常的に経験しているのだぞというその“近さ“を強調している。 とはいえ