生き方のこと

君たちはどう生きるか。

父から小説を勧められたのは中学生くらいの頃かと思う。もしくは小学生。とにかく純粋な頃。

あの頃から、良くも悪くも私の純粋さは変わらなくて、ただより多くの価値観を、理解したいと思えるようになった。

といっても受け入れられないものもあって、必ずしもマイノリティの全てを手放しに賞賛するものではないようだ。

ある程度の知識や知恵、経験、そんなものがあって深い人間性を構築した、そんな人間。

私はそういう人間を、好んでいるのだと思い知る。

例えばマイノリティを自覚しながら過ごしてきた人に対しては、そのある意味で逆境にいながらの強さに、憧れているのだと思う。

私は、自分の考えを客観視しながらその都度見つめ直し、世間のマジョリティと比べながら差異を自覚しつつ時に空気を読みながら生きる人に、魅力を感じるのだろうと思う。

人間らしい人間で、周囲を気にしながら自分本位でなかった期間のある人たち。

そんな人がきっと私は好きなんだと思う。

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