頭を空っぽに

寝坊して遅刻した。

寝坊自体がかなり珍しい。遅刻なんて人生で、多分2回目だ。全くなかった人もいるのかもしれないが、この2回を覚えているのも私は自分で偉いぞと思う。

昨日アレルギーの薬を飲んだのと、抗うつ薬を増やしたことが理由ではないかと思われる。

あるいは前日に体調不良を感じていたので、それもあるのか…。

いずれにせよ原因は不明。わからないことを考えても仕方ない。

だからわかることを。今日の気持ちをメモしておこう。

起きた瞬間は「まずい」と思ったが、5分もせず家を飛び出し、電車へ。

前夜までは仕事に行きたくないなぁという気持ちがあったが、起きて行動するところは何も考えずに出来た。

無心になれば出勤までは出来てしまうということが、判明した。

しかしこれ、私は歓迎したくないスキルである。痛覚を殺して寿命を縮めるような行為に思えるのである。

痛くないだけでエネルギー使ってるからね!という。

同じような理由で、エナジードリンクも好きではない。

あれも寿命の前借りだと、医師が言っていたという。

そんなわけで、遅刻した私はなんだかんだ当日の勤務を全うしたわけだけれど、同時に心に決めた。

次は休もうと。

だって身体に無理させて頑張る仕事って、わからない。頑張り時はある。でも、体調が戻らない時は休むに限るよな。

自分の感覚を麻痺させて、人間じゃなくして頑張るのって今じゃないよな。

というわけでいつか、私の秘密の休日を持とうと思う。

それはサボりと言われるかもしれないが、私の大切な休息。人生に必要な日なのだ。

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