小学校受験 外部模試のススメ
※2023年9月にアメブロで投稿した記事のリライトです。
こんにちは。コキア受験教室の桜井です。
今日は、模試の受け方についてお話しようと思います。
ご相談者の方が模試の結果を送ってくださることがあるのですが、最近は通っている塾の模試だけを受けている方が非常に多いと感じます。
顧客サービスのため頻繁に実施している塾も多いので、単に外部にまで手が回っていない可能性もありますね。
それをダメと言い切るつもりはありませんが、個人的には外部模試を是非受けてほしいと思っています。外部模試と自塾の模試が重なったら、私は迷わず外部を受けていましたよ。
というのは、自塾の模試は、たいてい良い結果が出るものだからです。野球でも、ホームチームは優位ですよね。あれと同じかなと思ったりします。
子どもは知っている先生の顔ぶれだけだけで安心しますし、同じ教室なら尚更です。試験の取り組み方、イラスト、出題のクセ・・・アウェイでは全く変わってきます。
私は、「いつもの塾で行う模試は確認テストだと考えてください」とお伝えしています。
本番は、当然ながら外部のお子様と一緒に受けます。とんでもないアクシデントも有り得るし、とんでもない優秀児がいて、自塾でずっとトップの子が一気に20番くらいになるかも知れません。
ちなみに、我が子は他塾の模試でお友達にゼッケンを投げられて減点されたことがあります。投げられた側なのに、減点されたのは我が子です。なぜなら、並ぶべき時に、自分でそれを取りに行ってしまったから。
悔しかったです、私もとても。
でも、子どもにとっても、あえて思い通りにならない経験をさせられたことは幸いでした。こういう時はどう対処したらいいか、一緒に考えるキッカケになったからです。
外部模試を受けることは、おうちの方のリハーサルとしても大切です。事前に場所を確認すること、天気や実施会場によって持ち物が変わること、初めての場所で緊張している我が子への声がけ・・・そんなことも全て本番に繋がってきます。
いつも土足でお勉強している塾に通っていた友人で、第一志望の試験日当日にお子様の上履きを忘れた方がいました。嘘のような本当の話です。
また、模試の中には、実際の小学校で受験できるものもあります。机の大きさ、教室の様子、当日の動線・・・お子様にとっても、おうちの方にとってもいろんな経験を積む機会になります。
併願校で行われる場合は、学校訪問を兼ねられて尚良しですね!
とはいえ、模試に追い立てられては本末転倒です。たまに、毎週模試を受けていたり、1日に幾つもの模試を入れていたり、結構な無茶をさせる方もいます。
適切な時期に、適切なものを受けるようにしていきましょうね。
本番までのスケジューリングなど、悩まれた時はぜひご相談いただければと思います。
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