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小学校受験 繰り返しに意味はあるのか、という話

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こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

さて

今日は、久しぶりに面接のことについて書こうかと思います。

年長さんは、そろそろ面接について本格的に気になってきた頃ではないでしょうか。

コキアでも面接対策については幾つかメニューをご用意しておりますが、「おはなしの練習講座」は特に大変好評をいただいております。

本講座は、コキアで広報をやってくれているスタッフさんからの熱い思いで設立当初より開催しているのですが、最近は追加の売り出しと同時に売り切れとなる状況で、本当に嬉しく思っております。

その効果はいかに…ということなのですが、現在15名ほどを同時並行で見させていただいておりまして、「今までどのくらいやってきたか」「元々どのくらい会話力があるか」ということで大きくスタート地点が異なっていることを別にしても、だいたい3回目くらいから、お子様も少しずつ「あ、こう答えるように言われていたな」という意識が出てきていると感じます。

お子様のお答えは、基本的に大きく修正しませんので、「こう答える」というのは答えの内容という意味ではなく話し方の問題です。

例えば、長々と話していたことをキュッとコンパクトに言い切ることができるようになったり、皆が苦手とする「どうして?」や「どんなところが?」という問いにも何か答えようとするようになったり、質問してから答えるまでの時間が短くなったり…

それは、大きな大きな前進です。

面接というのは会話のラリーですから、最も困るのは「黙ってしまうこと」です。多少変なことを言おうとも、貝になってしまうよりはずっとマシ。

ですから、親が一番気をつけなくてはいけないのは、お子様を萎縮させることです。「これを答えた方がいいのかな」「これは答えたらダメかな」ということをお子様は結構考えているんですよ。

お話をしていても、「結構な圧力がかかってるな」というのは、こちら側から見えています。そして、こちらとしては「もっと、素を見せてほしいのにな」と思ったりするわけです。素を見せてくれている子とは、話も弾むし、話していてすごく楽しい。

ただ、これは匙加減が難しいところで、逆に「ありのまま」にしすぎてしまい、お子様が全く整わない場合もあるんですよね。姿勢や視線がいつまでもグラグラしちゃったり…ですから、やっぱりある程度は自覚を促さざるを得ません。

話し方が向上していくのステップとしては、当初は保護者の方が「うまくお話しできない」「人見知りがすごい」「自分の意見を言えない」と仰っていたお子様も、まずは「何か話さないと」という意識を持ち始め、お答えの「引き出し」を増やすことで自信がついて声も姿勢も整い…そして、私がいつも言っているキラリ

目が変わる。

もうね、全然違うんですよ。何もかも。その日、見た瞬間に受験生の目になっていることが分かります。そこまできたら、怖いものはないですよ。どんなことを聞いても、答えてくれるようになります。

受験ですから、もちろん最終目標は合格です。でも、結果も何も、既にお子様は小学校受験で一番大切なところを学び取れたんじゃないでしょうか。

安心して小学校に送り出せますよね。学校の先生は、それを必ず分かってくださると思います。

ただ、

これって私だけの努力じゃダメなんですよ。

もちろん私は面接に十分な質問リストを作りますし、直すべきところをしっかりお伝えします。お子様が、話すことに自信が持てるように導くようにもいたします。

しかし、やはり一週間に10分程度のやり取りでは限界があります。

ですから、これらは、私のアドバイスを信じてお子様に根気強く伝え、次のレッスンまでにお子様と少しずつの練習を重ね、お忙しい時間を割いてzoomを繋いでくれている「おうちの方のお力添えによる効果」が9割です。

幼児なんて、どれだけ詰め込んでも、やらないとあっという間に忘れます。小学生ですら、掛け算を長々とやっている間に引き算を忘れちゃってたりするんですよ。こんなこと、考えられますか?でも、本当です。

だからこそ、例え面接練習と言えども、ご自宅でのフォローは絶対的に必要です。
難しいことは不要です。私のフィードバックを読んで、修正点があればそれを意識しながら、一日数問ずつお子様と一緒に復唱してくださるだけです。されど、それで効果の出方は全く違ってくるんです。

いつもレッスン後はフィードバックをお送りするのですが、現在、私が「素晴らしすぎて、もう何もいうことはありません」と書いているお子様が2名います。かなり厳しい目で見ても、本当に何もいうことがない。

でも、お二方とも受講を継続してくださっています。続けることの大切さを分かってくれているのだと、私は理解しています。

もう、ビデオに撮って全校の校長に送りたいくらいです。「こんなに変わったのよ!」「こんなに努力してくださる親子なのよ!」と。

ペーパーも運動もそうなんですけど、塾や教室のできることなんて、実は知れているんですよね。

一年間、毎日、私に全てお任せいただけるなら確実に効果を出します!

でも、そんなのやっぱり無理ですから…おうちの方にも、一緒にチームとして頑張ってもらうほかありません。

本当は、新年中になった時から毎日1-2個でいいからやってほしい。

そうすれば、年長になる頃には眠っていても答えられるようになるし、なにせ先に書いたように「心構え」や「姿勢」が変わるので、他の学習もしやすくなります。

ですから、年長さんで、もしもまだ面接練習に手をつけていらっしゃらない方がいたとしたら…急ぎましょう。ぜひ。

出ると分かっているものを後回しにしても良いことは一つもありません。今日からやりましょう。

「うちの子は人懐っこいし、よく話せるから♡」と考え、面接練習をせずに面接に臨むのは、わたし的にはサンダルで富士山登山をするくらいのイメージです。

登り切れる人もいるんだろうけどねぇ…みたいな。

そして、練習は細く長く継続しましょう。面接練習だけでなく、これは小学校受験の全てに共通することです。

本当に、絶対的に、何がなんでも"少しずつ"をノンストップで繰り返し、繰り返し!

すると、

お話をする力は必ず伸びます。ペーパーも運動も巧緻性も、必ず伸びます。

塾の授業も、体操教室のレッスンも、コキアの講座も、その「足がかり」や「ペースメーカー」になりますように、という思いです。

そして、少し宣伝をさせていただくと、コキアでは、6/25(火)21:00より「おはなしの練習講座【直前期志望校別コース】」の申し込みを開始いたします。

対象は、今年の秋に受験を予定されている年長さんです。

志望校の過去問や出題傾向からの質問に対し、現段階での対応状況を確認してフィードバックいたします。志望校までの距離感を見ていただけたらと思います。

ご興味のある方は、以下のブログで詳細をご確認のうえ、是非お申し込みくださいね😊



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