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小学校受験 お話の記憶と読み聞かせ

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こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

さて、いきなり本題ですが、小学校受験にかかせない「お話の記憶」…皆さんしっかり対策されていますか?

「お話の記憶」の攻略法については、色々な先生がお話しされているかと思います。

例えば、
「お話をイメージしながら聞く」とか
「経験値を増やす」とか
「語彙を増やす」とか

一番多いのは「読み聞かせをいっぱいする」ということで、私自身も以前「お話の記憶」について同様のことを書いたことがあります

基本的にその意見は今も同じではあるのですが、今日は、読み聞かせをどうやって「お話の記憶」に生かしていくかということを具体的にお話したいなと思います。

我が子の通う学校の「お話の記憶」は、とんでもなく長いと評判で…ちょっと大人の方がお手上げだなと思うほどなのですが、どうやって解けるようになったのかは正直分かりません。

読み聞かせが効いたのかも知れないし、問題を毎日やっていたことに意味があったのかも知れないし、初期の頃に、私がひたすら問題文を読みながら「はい、これ覚えるところー」と言いまくっていたのが良かったのかも知れないし…全ての融合かも知れないし…

他の先生方も、正解率を上げる方法は幾つか知っていても、「これをやっていれば必ず満点が取れる」という方法は絶対にご存知ないと私は思っていますよ。そのくらい、「お話の記憶」を完全マスターすることは至難の業です。
というか、特殊能力でもない限り、無理なんじゃないかなと思っています。

とはいえ、試験ではとても大きなウェイトを占めるものですから、決して運任せにして良いものではありません。

では、一般的に効果があると言われている読み聞かせはどう「お話の記憶」に直結するかというと、一番は「聞く態度」なのではないかなと思います。

1〜2分、長いところでは4分近くのお話(しかも絵も映像もなく言葉だけ!)を集中して聞いて記憶するというのは、幼児さんにとって本当に難しいことだと思いませんか。

日頃の読み聞かせというのは、これにとても有効です。

まず、読み聞かせの間、しっかりお尻をつけて座っておくこと。
読み聞かせのボランティアをしていましたが、長いお話になるとソワソワし出すお子様とじっと聞いていられるお子様と本当に真っ二つです。

次に、読み聞かせの間、絵を観察してイメージしながら聞く習慣が付いていること。
絵本の挿絵は一部分の静止画ですから、お子様は、お話を聞きながらその絵の前後を頭で想像します。それが、「お話の記憶」をしたときに、言葉だけでも絵をイメージできる力に役立っていきます。そして、色々な挿絵を見ておくことは、問題で似たような場面のお話が出てきた時に非常に有効です。

そして、読み聞かせの間、知らない言葉があっても立ち止まらず、最後まで話を聞けること。
知らない言葉を前後の言葉から推測してストーリー全体を把握する力は、今後の学習にも大いに役立ちます。

そういうことを意識して幼いころから読み聞かせをするだけで、「お話の記憶」の「聞く態度」が育っていきます。

そんな「聞く態度」をしっかり身につけたうえで、お話自体を楽しみ、話が始まった途端にぐっと集中してお話の世界に入り込むことができるのとできないのとでは、結果が変わってくると思いませんか?

これだけは、我が家の子どもたちに勝つ子どもはなかなかいないと私は思っていました。だから、受験で先生のお話を聞かないなんてことを心配したことはありませんでした。

我が家が読み聞かせをどのくらいしていたかと言うと、生後4ヶ月の頃から小1が終わる頃まで、毎日それぞれの子ども最低15分ずつ(何冊も!)していました。私が熱でも出さない限り、欠かしたことはなかったと思います。

しかも、私が一人にお話を読み始めると、もう一人は何をしていても手を止めて隣で一緒に聞いていましたので、我が子たちは合計30分は毎日読み聞かせを聞いていたということになります。そのくらい、絵本の世界が大好きだったんだと思います。

そういうわけで、たまに「お話の記憶」の力を伸ばすため、読み聞かせのあとに「誰が何したんだけ」とか「何をもらったんだっけ」とか、質問責めにすることを推奨している方もネット上ではいらっしゃるのですが、それは単に読み聞かせで「お話の記憶」を練習しているだけだと思うので…

私としては、そこはしっかり分けて、まず「お話を聞くのがとにかく楽しい!」「もっと聞きたい!」という心を育んでいただけたら、集中力も全然変わってきますし、小学校受験が終わったその先のことを考えても一番良いんじゃないかなと思っています。

それに、お膝の上で読み聞かせなんて、今しかできない貴重な時間です。ぜひ大切にして、楽しんでくださいね♪

そのうえで、もちろん「お話の記憶」は別途しっかり日々の学習で毎日必ず1問ずつ消化していきましょう!ここは、ちょっと私が譲れないところですよ!


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