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小学校受験 「こうでなきゃ」という思い込みを捨てましょう

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こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

新学期が始まり一週間ほど経ちましたが、まだまだ暑いですね。
10月まで暑さが続くという話を聞き、秋に運動会を控えた学校は練習も大変なのではと思っています。

そんな中、受験生の皆さまも事前面接や受験直前の説明会が続いているかと思います。体調にはくれぐれも気をつけて、頑張ってくださいね。

さて

今日は、「学校訪問には子どもを連れて行った方が良いか?」という観点から「思い込みは捨ててほしいな」ということを書こうかと思います。

なんだか最近は学校訪問にお子様を同伴される方が多い印象です。

恐らくその理由は幾つかあって、①面接で聞かれた時のため、②子どもの士気を高めるため、③顔を覚えてもらいたい、④願書面接対策(子どもの感想などを書きたい)、⑤子どもがいるとエピソードが増える(在校生が話しかけてくれたりする)…私がざっと思いつくのはこのくらいですが、他にもあるかもしれませんね。でも、⑥同伴するものだと思っていた、というのが大多数かなと印象的には感じています。

同伴する場合、一方でデメリットもあります。

①幼稚園(保育園)を休まなくてはならない、②子どもの世話という仕事が余分に生じる、③子どもが騒いだり帰りたがったりしてヒヤヒヤする、④集中できない…とか。もっと言えば、説明会が楽しくなくて、子どもの士気が上がるどころか減退する可能性もあります。

このデメリット④の「集中できない」ってかなり重要ポイントだと思いませんか。説明会に、説明を聞きに行っているのに説明に集中できないってことです。見学会では、子どもの動きによって見る先も変わるから、ゆっくり見たいものも見られなかったりするわけです。なんだかなぁ、ですよ。

ですから、私はここはしっかり分けたら良いと思うんです。

文化祭や運動会など、子どもが多少騒いでも動き回っても平気なものは同伴。しかも念には念を入れて配偶者も同伴。いざとなったら先に帰ってもらう、とか。説明会は、どうせ話を聞くだけだから元々親だけ。とか。

もちろん一概には言えません。

説明会の間はお子様を預かってくれる学校もあるし、学校公開の機会が少ない学校かも知れないからです。例えば、短時間で終わる説明会であれば、同じ説明会でも子どもにも負担は少ないですよね。そもそも、お子様自身が静かに待っておける子だったら、何の問題もありません。

ただ、一つだけアドバイスをするとすれば、一律に同伴させなくてはと思うのではなく、「どうしようかな」と都度考えてみるのはどうかと思います。

幼児教室の先生で「爪痕を残してきて」と仰る方もいるようですが、たいていは爪痕など残りません。それは、もっともっと小学校受験がマイナーだった時のお話か…よほどの奇策があるか…。ほとんどの場合、何千人も来る中の一名でしかありません。

なのに、

お子様の様子が気になり、せっかくの説明会で話をあまり聞けなかった。

とか

お子様が飽きてしまって、ゆっくり展示が見られなかった。

とか

そういうことって非常に多く、もったいないなと感じています。

もし面接で「お子様は説明会(授業見学)にいらっしゃいましたか」と聞かれたら、「説明会は、よりしっかり集中して話を伺いたかったので親だけが参加しましたが、文化祭や運動会などの機会には、息子(娘)も何度も御校には訪問させていただいています」とか「幼稚園の日でしたので、親だけが参加しました」と言えば、先方は十分にご納得のはずです。

そしてまた、乳幼児を同伴すると、周囲にご迷惑をお掛けする可能性もあるということを考えてみると良いでしょう。自分の家庭のメリットだけではなく、他のご家庭へのご配慮もできるようなご家庭と学校側もお付き合いされたいと思うのではないでしょうか。

そして、その説明会の場にいるのは、同級生になるかも知れないご家族です。受験者本人はともかく、乳児さんは何とかお預けできるように手配されるといいですね。試験当日は、当然然るべきところにお預けになると思いますので、そのシミュレーションも兼ねて練習しておかれることをお勧めいたします。

ちなみに、私は基本的にどこの学校の説明会や授業開放も我が子を同伴したことはなく、託児がある場合または運動会や文化祭、子ども向けのイベントなどのときだけ一緒に行きましたが、それで結果に影響したことは一度もありませんでしたので、そこは不安に思う必要はないと思います。

とはいえ、一度しか学校開放されない場合等、お子様を同伴しないわけにもいかないこともあると思いますので、あくまでご家庭の判断とはなりますが、殺伐としたお受験の日々、「こうでなきゃ」をなるべく減らして周囲に配慮し、ご自身も信念を持って無理のない選択ができると素敵ですね。


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