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小学校受験 模試の結果を手にしたら...

こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

6月になり10日が経ちました。秋に受験を控えるご家庭にとって、一番しんどい時期かと思います。

そろそろ模試も受験人数が本格的に増えてきて、今までと比べて順位もガクンと下がってしまったご家庭もあるのではないでしょうか。

それを持って自塾に相談すると、まぁ恐らく「大丈夫ですよ」と言われるでしょう。

なぜなら、模試の順位というのは、そういうものだからです。

既に上位1桁%にいらっしゃる方は別として、そうでない方がその上位1桁%にこれから入るのは、まず難しいと思った方がいいです。その辺りのお子様は、その辺りのお子様同士で勝手に順位が入れ替わっているだけです。

すごく辛辣なことを言っているように思われるかも知れませんが、残念ながらこれは事実であり、闘うフィールドが違うと思われた方がいいです。

だって、そのご家庭が、これから手を緩めると思いますか?これからそこに入るとすれば、ずっと積み重ねていた何かがあり、それが花開いたときだけです。

とはいえ、受験で合格をいただくことと模試の成績は全く別物です。

受験というのは、小学校受験に限らず、その学校の受験者層上位30%の争いだと言われています。まぁ、競争率3倍の学校であれば、当然そのくらいになるのかなと思います。

こう聞くと「うちは30%にも入れてない…」と落ち込む方もいらっしゃるかもしれないのですが、それは非常に早計です。

実は、圧倒的な上位10%を除いても、残りの20%のラインは非常に脆く、出たり入ったりが容易なんですよ。

なぜかというと、そのラインのお子様には必ずどこか「穴」があります。

「ペーパーの図形だけがすごく苦手」「運動だけができない」「人と話すのが苦手」…などなど、つまり、その分野の配点がたまたま多いか少ないかで順位が大きく変動してしまう層と言えます。

そして、更に、小学校受験は学校によって大きく求めるものが違っていたり、出題傾向も偏っていたり、お子様だけでなくご両親という要因も大きく左右してきます。

また、そもそもの話、受験日やご家庭の方針の関係で、無双の上位10%が全上位校を受験するわけではありませんし、「一人一つの学校にしか通えない」という当たり前の事実が非常に大きく結果に影響します。

ですので、小学校受験の結果は、本当に蓋を開けてみないとどうなるか分からないので…模試の順位は、まぁ片目を瞑って見ましょう。良ければラッキー♪くらいで。

それよりも、模試の結果を手にしましたら、先ほど言っていた「穴」を少しずつ、少しずつ埋めていくことにご活用いただければと思います。基本的には、模試も普段の家庭学習も”わざわざ「穴」を見つけにいく作業”だと考えましょう。今のうちに「穴」を見つけられたら、それは本当に幸運です。

3ヶ月で子どもは大きく成長します。

一方で、親が動揺すると、お子様は敏感になって萎縮します。自信を持てず、萎縮した心境で試験に臨むことは最も避けなければなりません。どのくらいのプレッシャーを受けているかは、お子様を見るとだいたい分かってしまうものです。

もちろん、多少のプレッシャーと緊張感は必要ですよ。受験ですから。特にお行儀のところは、本当にそろそろ固めていきましょうね。自覚をしっかり持たせていきましょう。

そのうえで、親は役者になりましょう!ドンと構え、笑顔で我が子を鼓舞し…そして、子どもが寝静まった後、そっと泣き言はコキアまで。とことんお付き合いいたします😊


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