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【大暴露】コロナ禍で海外へ行く方法【エジプト】

こんにちは、しっしーです。

ぼくは、2020年12月にヒッチハイクで日本一周をして、そのままの流れでエジプトへ飛び立ちました。


コロナ禍で海外へ行く方法が知りたい!

この記事はそんな方向けに書いています。



この記事を見てわかること!

・コロナ禍で海外へ行く方法がわかる!

・コロナ禍でも日本から行ける国がわかる!

・PCR検査について詳しくわかる!

・諸々にかかる金額。いつもと違うところがわかる!

・海外のコロナ事情がわかる!

・帰国後どうなるのかわかる!


この記事を書いているぼくは、2020年の12月にヒッチハイクで日本一周の旅をしました。

そして、そのままの流れでエジプトへ飛び立ちました。

「コロナ禍でヒッチハイクで日本一周とか正気かよ」

とよく言われましたが、案外なんとかなるものです。

さらに「コロナ禍で海外へ行く」という無謀な挑戦も達成しました。

この記事もエジプトで書いています。

実際にコロナ禍で海外へ飛び立った張本人です。


緊急事態宣言が出ていますが、海外へ行く方法は大きく変わらないかと思います。

コロナ関係なく海外へ行きたい人は、ぜひ今回の記事を最後までご覧ください。



コロナ禍で海外へ行く方法

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コロナ禍で海外へ行く方法の大まかな流れは以下の通りです。

①パスポートを取る
②ビザを取る
③航空券を取る
④出国前にPCR検査を受ける
⑤実際に海外へ飛び立つ

以上の5つの手順です。

いつもの海外旅行の流れと違う点は、④の出国前にPCR検査を受けるだけです。

ここで注意点が3つあります。


■注意点1つ目国によって対応が違う

ぼくがいるエジプトは、規制がゆるい?方だと思います。

しかし、アメリカやヨーロッパだと規制が厳しい模様です。

もしかすると、アッチ(アメリカやヨーロッパ)に着いてから、2週間の隔離期間があったり?

さらに言えばアメリカやヨーロッパへは、そもそも飛行機が飛んでいないと思います。


ぼく自身

「とりあえず海外へ行きたい!」

という思いがあり

「1カ国目はこの国が良い」

という特別な思いはなかったので、規制がゆるい&会いたい人(オンライン英会話の先生)がいるエジプトを選びました◎


■注意点2つ目:ビザの種類

アメリカやヨーロッパなんかは、コロナ禍でビザを申請する際

「観光目的ではなく、ビジネス目的しか許されない」

と思います。

しかし、ぼくが今回申請したエジプトの電子ビザでは、観光目的を選ぶことができました。笑

https://ja.ivisa.com/egypt-e-visa

1ヶ月ほど前に、在日のエジプト大使館に問い合わせた際も

「エジプト側としてはビジネスでも観光でもどちらでも良いですよ」

と返答をいただいたことがあります。


実際にエジプトへ入国した際は、ビザを見せる必要すらありませんでした。

「電子ビザを申請した。コピーも持っているけど見せた方が良いか?」

と聞くと

「いや、必要ない。エジプトへようこそ^ ^」

と、空港内の受付の男性に言われました。


ですが、PCR検査を受けるには

「ビジネス渡航者の方や留学の方」

などの理由が必要です。

旅行や観光目的ではPCR検査を受けられません。


なので、PCR検査センターでは

「フリーランスだから紙とかはないけれど、仕事(ビジネス目的)です」

と言いました。

もはや、プライベートと仕事の境界線が薄すぎて、ヒッチハイクで日本一周すら仕事だと思ってたくらいです。

もし旅行や観光目的なら、自己責任で嘘をつきましょう。

それと、海外へ行く前には必ず、渡航先の日本大使館へ問い合わせをしましょう◎


■注意点3つ目:海外へ入国してから&日本に帰国してからが謎

ぼく個人の解釈だと

「日本に帰国した際は、必ず2週間の隔離期間がある」

と思っていました。

しかし、PCR検査センターの方にその質問を投げてみると

「渡航先の国によっても変わりますね〜。後はその時期の日本政府の方針によっても」
「例えば帰国した際にも、もしかするとPCR検査を受けなければいけなくなっている可能性があります」
「今日からお兄さんが行くエジプト側でも、もしかすると入国の際にPCR検査を受けたり、2週間の隔離期間がある可能性があります」

と返答を受けました。


海外へ入国する際は、何が待っているかが本当に謎です。笑

しかもこちとら遠いアフリカのエジプト行き。

ネットにも情報なんて皆無な状況です。


ぼくは成田空港▶︎アブダビ空港経由(アラブ首長国連邦)▶︎カイロ空港(エジプト)のルートで移動しました。

アブダビ空港(アラブ首長国連邦)が経由地ではなく目的地の場合、どうやら入国前にPCR検査を受ける必要があるようでした。

検査待ち?の長蛇の列↓

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PCR検査センターでは

「もし帰国する際は、帰国前に在エジプトの日本大使館に問い合わせてみてください」

とも言われました。

渡航先に滞在中も、公式の大使館のサイトには軽く目を通しておきましょう。



経験者が語るPCR検査の実態

検査方法は2種類あり、検査をする前にどちらかを選ぶことができます。

・綿棒を鼻の奥に1秒間突っ込む
・唾液を採取する

方法のどちらかです。


なぜか、ぼくは即答で

「綿棒(めっちゃ長い)を鼻の奥に1秒間突っ込むで大丈夫です」

と言いました。(まじで何で?)


実際の検査の流れは

①事前にWEB予約(当日に直接予約するより料金が1万円ほど安い)

「成田空港 センター」でググるとすぐにサイトが出てきます。

②問診票を記入
③渡航先や渡航目的をちょろっと話す
④5分ほど座って待つ
⑤ブースに呼ばれ同意書を記入

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⑥検査の説明を受ける

「ごめんなさい、この検査痛いです。笑」
「もし動かれると鼻血が出るので、絶対に動かないでください」
「痛かったら口から息をふぅ〜っと吐いてください」

⑦検査開始

「じゃ、始めまーす。プスッ」

⑧検査終了

検査結果が出るまで平日なら2時間、土日祝日は4時間ほどかかります。


インフルエンザでも同じような検査方法でしたっけ?

イメージとしてはあれと全く同じです。

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Yahoo newsから引用


で予告通り、めっちゃ痛かったです。笑

日常生活では到底辿り着くことのできないレベルの「鼻の奥」まで、綿棒を突っ込まれました。。。笑

鼻の奥すぎて、もはや目の奥なんじゃないかってくらい(?)



さらにPCR検査で注意すべき点が2つあります。


PCR検査の自宅キットなど、販売されているものを使って検査をしても、日本からの出国はできません。

わざわざ成田空港内で診断を受けた理由は「陰性証明書」を発行してもらうためです。

こんな紙です↓

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この「陰性証明書」がないと、いくらPCR検査を受けて陰性の結果が出ていても、出国ができません。

出国のためのPCR検査を受ける場合は、どこの病院でも良いというわけではなく、陰性証明書を出すことを認められている病院を選びましょう。

「PCR検査 陰性証明書 〇〇(都道府県名)」

でググれば、陰性証明書を発行できる病院が出てきます:)

もちろん成田空港内にもブースは設けられています◎


そしてもう一つ重要なのは

「出国の72時間以内に検査した(発行された)陰性証明書でなければいけない」

ということ◎

コロナウイルスって潜伏期間があるじゃないですか。

だからだと思うんです。(たぶん)

とにかく

「出国の1週間も前に受けたPCR検査では意味がありませんよ」

と言うこと!

コロナ禍ではスピード感を持って動かないといけないことが多々あるので、事前に調べて事前に予約して動いていきましょう。



諸々にかかった費用

今回エジプトへ行くためにかかった費用は、合計で217,680円でした。

内訳としましては

・パスポート:16,000円
・航空券往復:161,710円
・電子ビザ:7,470円
・PCR検査:32,500円

になります。


気になるPCR検査の料金は、WEB予約をすると32,500円。

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当日に直接受付で予約をした場合は、46,000円だったかな?(曖昧です…!)

そのくらいかかるみたいです。

もしPCR検査を受ける場合は、事前にWEB予約をしておきましょう◎


今回のぼくは、日本一周をしていて先の予定が立てられなかったため、出発の3日前に航空券を取りました。

なのでおそらく割高になっているかと思います。

事前に出発日が決まっている場合は、1ヶ月前には予約しておくと安く済むかと思います。



コロナ禍でも行ける国

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ここまで記事を読んでいただいて、コロナ禍でも海外に行けることが分かったかと思います。

では次に出てくる疑問が

「どの国なら行けるのか?」


さて、ここからは「どの国なら行くことができるのか?」を完全に主観で紹介していきます。

先に結論をぶっちゃけると、、、

PCR検査を受けて書類を提出したり、適切な手続きを済ますことができればある程度の国に行くことが可能かと思います。

インフルエンサーの方でアメリカへ行っている人もいますし、マサイ族のいる国へ行っている方もいらっしゃいます。

ぼくは現在エジプトに来ていますが、エジプトで知り合ったベルギー人の友達は、コレからエジプトの近くのサウジアラビアなどの国へ行く予定だと言っていました。

同じホステルで出会ったチャイニーズの友達は、エジプトに来る前はバリ島(インドネシア)に居たと言っていました。

日本からエジプトへ移動している際、アブダビ空港(アラブ首長国連邦)も経由しましたが、アラブ首長国連邦も入国時にPCR検査を受ければ入国ができそうでした。(ドバイがある国)


問題は「帰国してからの2週間の隔離」などです。

現在ぼくが把握している情報だと、日本へ入国するには出国前(海外の空港を)72時間以内の検査証明書を提出しなければいけないようです。

出国前に検査が受けられなかった場合は、検疫所が確保する宿泊施設等で待機する形になります。

また検疫所へ「誓約書」の提出が必要になります。

14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存、接触確認アプリの導入等について誓約することになり「誓約書」が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機する形になります。

ちなみにコレらの情報は、日本から海外へ出国する際、半強制的に「たびレジ」と言うサービスにメールアドレスを登録することになるので、そのメールから送られる外部リンク先のWEBサイトから簡単に見ることができます。

ちなみにぼくが見ているサイトはこちらの、厚生労働省のホームページです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

ぼく自身、あと少しで日本へ帰国する予定なので、海外から日本へ入国する際の実際の様子は他の記事やYouTubeに動画をあげて情報を共有していこうと思います。


コロナ禍でも行ける国(行けそうな国)をまとめると

・エジプト・アラブ首長国連邦・アメリカ・サウジアラビア・アフリカの諸国・インドネシア

になります。

主観かつ、100%確実な情報ではないですが、少しでも参考にしていただけると幸いです。

※航空券を取る前にその国に在している日本大使館へ問い合わせましょう。



海外のコロナ事情

ここからは実際にエジプトに来てみて感じた

「日本のコロナと違う点」

を解説いたします。

たくさんありますので、箇条書き+解説でずらっと書いていきます。


■マスクは半強制くらい

公共交通機関や銀行や病院などの公共の場では、もちろんマスクが必須です。

しかし、路上やレストランやカフェといった場では、マスクをしている人は50%くらい。

かく言うぼくもマスクに対する信頼が薄いので、常にしているわけではありません。

しかしぼくは純日本人ということでアジアンフェイス。

街を歩けば

「チャイナ!コロナ!うわぁ!」

と言った差別行為を受けることもあります。

(1日1回は何らかの人種差別を感じます)

周りに変な気遣いを与えないためにも、自分が差別を受けて苦しまないためにも、常にマスクをつけておいた方が良いかもしれません。


■日本のようにカラフルなマスクをしている人は1%ほど

ほぼ全員が青色と白色のどこにでもありそうなマスクを着用しています。

日本のように「マスクでおしゃれをする」といった発想がそこまで広まっていないようです。


■顔にターバンやスカーフを巻いている人はマスクをつけない

つけないというか、耳が隠れているのでつけられないです。

エジプトは90%がイスラム教徒の国なので、女性は頭にターバンやスカーフを巻いている人が多いです。

信仰的な人は頭だけでなく顔にもターバンやスカーフを巻いているので、その人たちはマスクをつけていません。(耳が隠れているのでつけることができない)

ぼくも砂漠のある街に行った際はターバンを頭と顔に巻いていたので、マスクをつける必要がありませんでした。


■バス移動ではマスクやパスポートのチェックポイントがある

大型バスや中型バスで長距離の移動をする際は、複数のチェックポイントがあります。

おそらくエジプトはまだ法整備が日本のように整っていないため、危険が多いからでしょう。

荷物チェックやパスポートチェック、さらに今は乗客全員がマスクをつけているかのチェックもあります。

ぼくは一度マスクを持ち合わせていないことがあったのですが、その時はターバンを頭と顔に巻き、通過することができました。

ちなみに乗客やドライバーが常にマスクをつけているわけもなく、チェックポイントが近づくと、ドライバーから

「チェックポイントだ!みんなマスクをつけてくれ!」

と言われます。笑


■飛行機の中で誓約書や申請書のようなものを書かされる

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日本からアブダビ空港へ行く際は何も書かなくて良かったのですが、アブダビ空港からエジプトへ向かっている際、飛行機の中で誓約書のようなものを乗客全員が渡されました。

当たり前ですが全て英語表記で、飛行機の中は電波もないので翻訳にアタフタしましたが、何とか書き切ることができました。

書く内容は国籍や、エジプトで滞在するホステルの住所や、コロナ感染者との接触がないかなど。

この左側の紙は必須で書かなければいけないもので、エジプトに入国する際に係の人に渡します。(右側の黄色い紙はよくわからなかったのでバックの奥底に潜らせました)


■ベルギーではロックダウンが数ヶ月続き、給料の60%だったか80%だったかの金額を政府からもらえる

コレはエジプトで出会って一緒に旅をしたベルギー人の友達から聞いたのですが、彼は今でもベルギー政府からお金を支給されているそうです。

そして、そのお金で物価の安いアフリカを旅している猛者。笑

日本の10万円の特別給付金のようなものですが、やはりヨーロッパはコロナ感染のレベルが違うのでしょう。


■リゾート地ではコロナに対する意識がそこまでない

リゾート地は基本的に首都から離れた場所にありますよね。(日本の沖縄のように)

リゾート地でマスクをしている人は少なく、コロナに関しても緩く考えているようでした。

CairoやAlexandriaといったエジプトの都市と違い、リゾート地では差別を感じることも少なかったです。


■PCR検査は10秒で終わる

最初の方に書いたように日本のPCR検査は説明や同意書への記入がありましたが、エジプトで受けたPCR検査は10秒で終わりました。笑


PCR検査を受ける方法としては

①在エジプト日本大使館へPCR検査が受けられる場所を聞く

②近くのPCR検査が受けられる場所へ行ってみる(僕の場合はLabでした)

③説明を聞きつつ口頭で予約をする(検査を受けたい前日に出向きました)

④教えられたWEBサイトに登録を済ませ、支払いもオンラインで済ませる

ぼく(エジプト)の場合はこのサイトです↓

https://www.preflighttest.com/account/login

⑤ホステルのスタッフに病院(Lab)に電話をしてもらい、支払いと予約の確認を念のためしてもらう

⑥予約した時間にLabへ行く

⑦パスポートと上のサイトで登録した情報のコピーを受付に渡す

⑧呼ばれるまで待ち、呼ばれたらPCR検査を受ける


日本では片方の鼻で良かったですが、エジプトでは両鼻に綿棒を突っ込まれました。

しかも謎に10秒間くらい。。。

痛くて涙目になったのは内緒です。



まとめ

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いかがでしたでしょうか?

今回の記事では実際のPCR検査の様子や金額、コロナ禍の海外事情などを細かく解説いたしました。

今後の記事では、実際にコロナ禍で海外に行ったからこそわかる情報や、エジプトでのオススメ観光スポットの紹介や、海外旅行に行く際の注意点の記事などを挙げていく予定です。

日常のリアルな様子は、YouTubeやSNSのフォローをしていただけると見ることができます。

それではまた次の記事でお会いいたしましょう。

行ってきますッッッ!

いつもサポートしていただきありがとうございます✨