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僕は「挑戦」を売っている。

まずはじめに、今回のクラウドファンディングにご支援・応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

ありがとうございました!画像

最終的な結果は以下の通りです。

総支援額:752,000円
支援者数:91名
達成率:68%

ぼくの力不足で目標金額の 110万円 にはあと少し届きませんでした。また、今回のクラウドファンディングはAll or Nothing方式だったため、支援金は全額が返金されリターンの遂行もございません。

コワーキングスペースをオープンするための初期費用を募ったクラウドファンディングだったため、コワーキングスペースをオープンさせるという一つの「挑戦」も一時中断となりました。

このnoteでは今回のコワーキングスペースのオープンと、それに伴うクラウドファンディングを通した一つの「挑戦」を振り返っていきます。間違いなくぼくの人生で1番大きな挑戦でした。

-クラウドファンディングに挑戦してみたい方
-すでにクラウドファンディングに挑戦している方
-これから何かを始めてみたい方
-一歩目を踏み出すきっかけがほしい方
-ちょっと暇つぶし程度にこのnoteを開いてくださった方
最後まで読んでいただけるとうれしいです。そして、みなさまの日常を少しでも明るくできればと思います。

クラウドファンディング終了ほやほやのしっしーの、今回の挑戦をぜひ一緒に振り返っていただけるとうれしいです。

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今回のクラウドファンディングを終えて

6/4に公開されたしっしーの人生最大の挑戦
“名古屋で1番集中できるコワーキングスペース”を作りたい!
7/5にまさかの 不成立 という形で幕を閉じた…。

さっきからしっしー、しっしーと名乗っているコイツは一体誰なのか?もしかするとこのnoteで初めてしっしーのことを知る人もいるかもしれないので、改めて自己紹介をしておく。

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宍戸晃己(愛称しっしー)現在23歳の旅する起業家である。
肩書きとしては「ホームレス社長」なんて名乗ることもあり、一応、株式会社LIT(Life Is Time)の代表取締役社長だ。
今から8ヶ月前の2020年11月に高校卒業から4年半続けた会社員を辞め、次の日からヒッチハイクで日本旅を始めた。日本旅が終わると、その場でエジプト行きの航空券を購入し、2日後に成田空港からエジプトへ飛び立ち、エジプトに1ヶ月間住んでいた。
「今、この瞬間を全力で生きる」をモットーに、目の前のワクワクに没頭して生きている。筋トレ・旅・瞑想が狂うほど好きな、いわゆる変なヤツである。

▼しっしーについて詳しく書いたnoteはコチラ

旅する起業家と名乗ったが会社としての事業内容はまだない。今回のクラウドファンディングで、コワーキングスペースをオープンするための初期費用の資金調達が不成立となり、予定していた事業内容の「コワーキングスペース運営」が一時中断になったからだ。

一応、自身の成長・挑戦を通して学んだことをメルマガという形で配信しているオンラインサロンを運営しているが、こちらも事業と呼ぶにはまだまだ赤ちゃんのようなものだ。

(一緒に赤ちゃんを育ててやるよ、って方はぜひ参加していただきたい)

先ほども話したように…今回のクラウドファンディングで資金調達に失敗し、今一度 ゼロ に立ち返ることになった。クラウドファンディングの公開こそ6/4だったが、4ヶ月前の2021年3月末からは名古屋でコワーキングスペースをオープンさせるために、毎日物件探しと事業計画を練ることに時間を費やしていた。労働基準法なんてクソ喰らえの毎日12〜16時間労働だった。

大好きな筋トレも旅も瞑想も辞めて、コワーキングスペースのオープンのためだけに生活を賭けていた。周りの方は知っているかもしれないが、あれだけぼくが気を遣っていた食事は時間を確保するためという理由から 1日2食 になり、その2食もマクドナルドか牛丼かという生活に変わった。毎日毎日、文字通り分刻みに動き回っていた。それが7/5に 不成立 という形で幕を閉じた…。賭けていた気持ちが強すぎたあまり、しっかりめに落ち込んだ。

現在は 支援者さま巡礼 ということで、今回のクラウドファンディングにご支援してくださっていた支援者さまにお礼を言うために、日本全国を飛び回っている最中である。集まっていた支援金は 全額返金 されているが、そんなのはお構いなしでとにかく会ってお礼を伝えたいという気持ちから動き始めた。

このnoteも、東京の新宿にあるホテルから書いている。根っからのポジティブ野郎なのでクラウドファンディング終了後の落ち込みからは、終了から24時間後には回復していた。全国の支援者さまに会うたびに励まされているのも、元気でいれている要因かもしれない。

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はじめの一歩

noteの題名にも書いたように、ぼくは「挑戦」を売っている。今回のクラウドファンディングでも、人脈・スキル・経験一切ナシのしっしーが 110万円 を目標に掲げ、お店のオープンに向けて走り始めるといった大きな大きな 挑戦 を売っていた。

コワーキングスペースは実店舗を持つビジネスなので、利用券や会員権などを売る必要があったのだが、思いのほか「ただただ支援」というリターンのないただの支援(応援)や、「全力お辞儀」というしっしーが全力でお辞儀をするパフォーマンスの方が売れていた。商品やサービスが売れれば「商品やサービスが売れている」と感じるだろうが、ぼくの場合はモノや体験としてのリターンがないものへご支援・応援を多くいただいた。そこで、より一層「挑戦を売っている」という想いが、自分の中で強くなったのだ。

ぼくが 1番はじめ に挑戦を売ったのは、おそらく筋肉を披露するフィジーク大会という筋肉の祭典に出場した時だ。21歳の頃に出た大会だったので、今からちょうど2年前だ。

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この頃からInstagramで発信をするのが好きで、筋トレの様子や普段の食事の様子やボディメイクの過程を発信していた。大会に出場したことを投稿すると、多くのフォロワーの方からメッセージや反応をいただいた。
「しっしー、そんな大きな挑戦をするなんてすごい!」
と、こんな調子のものだ。

クラウドファンディングでご支援をいただいたりはしていなかったが、この時の挑戦を通して多くの周りの人間の感情を動かしたと実感した。この時がぼくの中の はじめの一歩 を踏み出した瞬間であり、挑戦をすることが好きになった一歩目、いわば「きっかけ」だったと思う。変なことを言うが、筋トレには本当に人生を救われたとさえ、感じているのだ…。

ちなみに二歩目(二つ目)の挑戦は、会社員時代に副業を始めたことだ。輸入転売・SNS運用・ブログの執筆・オリジナル商品の開発・EC販売など、多くの副業をやっていた。この時に小額ながらも「自分の力でお金を稼ぐ」という体験ができたのは、会社員を辞めることを踏み切れた要因の一つだ。

三歩目の挑戦は、会社員を辞めたことだ。当初から2021年の4月に会社員を辞めることを予定していたが、たくさんの学びや成長を経て「人生は時間だ」ということを強く感じ2020年の11月、予定から半年も前に会社員を辞める決断をした。次の日には上司に退職の旨を電話で報告していた。

四歩目の挑戦は、会社員を辞めた翌日から始めたヒッチハイクで日本旅だ。ヒッチハイクをしようと思ったきっかけや経緯に関しては、先ほど紹介したnoteやコチラのnoteを見ていただきたい。

五歩目の挑戦は、1ヶ月間のエジプト放浪生活だ。人生初の海外にアフリカの地 エジプト を選び、実際に1ヶ月間住んでみたのだ。何にも変え難い経験が多く、人生で最も濃い1ヶ月間の時を過ごすことができた。

そして六歩目(六つ目)の挑戦が、今回のコワーキングスペースのオープンに伴ったクラウドファンディングの挑戦だった。3ヶ月間の準備期間を経てようやく公開したクラウドファンディング、公開した瞬間から資金調達のために動き続けた1ヶ月間の、計4ヶ月間の大チャレンジ。何度も繰り返すようだが、この挑戦の結果はまさかの 不成立 となった…。

そしてお気づきの通りぼくは挑戦を繰り返すたびに、挑戦のスケールがどんどん大きくなっている。ありがたいことに挑戦を繰り返すたびに、応援していただける方の数もどんどん増え続けている。

おそらく次にする挑戦も、今回のコワーキングスペース&クラウドファンディングの挑戦以上に大きな挑戦をすることになり、さらに今回の挑戦よりもたくさんの方にご支援・応援をいただくことになるだろう。

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110万円か0円か

先ほどから入念に 不成立 というワードを繰り返しているのは、今回のクラウドファンディングはAll or Nothing方式だったためだ。クラウドファンディングにはAll In方式とAll or Nothing方式がある。今回ぼくが選んだのは後者のやり方だ。

All or Nothing方式とは、クラウドファンディングの公開期間内に目標金額に達しなかった場合は、それまで集まっている支援金が全額支援者へ返金されるといったものになる。

一方で、All In方式は目標金額を達成しても達成しなくても、集まった支援金は全額受け取ることができる。ただし、重要なのが「リターンの遂行」というポイントだ。All In方式で支援金を集めると、目標金額に達しなかった場合もリターンを遂行させなければならない。
逆にAll or Nothing方式の場合は、目標金額に達しなかった場合は全額が返金されるとともに、リターンの遂行もなくなる。

今回のコワーキングスペースのように、実店舗を構えるビジネスで出しているリターンとなると、もしAll In方式で中途半端な金額を集めてしまった場合でも、お店をオープンさせリターンを遂行する義務が出てくるのだ。もし30万円しか集まらなければお店をオープンさせることすら危うく、30万円しか集まらない可能性も全然あったのだ。そんな状態のままAll In方式でお金を集めるといった決断を、クラウドファンディング公開前にはできなかった。

「All In方式で集めていたら今頃752,000円が受け取れていたのにもったいないね」
もちろんその気持ちにも共感できる。しかし、ぼくとしては110万円が集まらないのならお店はオープンしても3ヶ月も持たないとわかっていたし、コワーキングスペースをオープンさせてさらに運営していくためには、何がなんでも110万円でなければいけなかったのだ。

752,000円もの支援金(売上)が集まったのは本当にありがたいことだが、それでもまだ足りなかったのだ…。

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よくある質問

ここでクラウドファンディングに挑戦中や、クラウドファンディング終了後に、よくいただいた質問に答えていこうと思う。

Q:なぜコワーキングスペースを運営してみたいと感じたのか?
A:最初は宿泊施設の運営をしたいと思い動いていた。けれどあまりにも資金が必要だったので、まずは1階部分でやろうと思っていたコワーキングスペースのみでスモールスタートをしてみることに。コワーキングスペースのリサーチをしていくにつれて「これはイケる!」となり、自分の中で立てた仮説を検証をしたくなった。人生の土台である「仕事の時間」のために最高の空間を提供する、コワーキングスペースという業態が好きだったのも理由の一つ。結果はクラウドファンディングが不成立となり、走り始めることすらできなかったが…。

Q:なぜAll or Nothing方式でクラウドファンディングを始めたのか?
A:前述した通り、オープン前に最低でも110万円の支援金(事前の売上)を確保できていないと、オープンしても2ヶ月で潰れると思ったから。

Q:計4ヶ月の大チャレンジで結果は不成立に終わったけど、今の率直な気持ちは?
A:自分でもビックリだが、周りの人たちに気遣われるほど落ち込んでいない。今回の挑戦をやって良かったと心の底から感じている。752,000円以上の価値ある体験・学びを得れたと実感している。

Q:今回のクラウドファンディングを通して1番の学びは?
A:たくさんの方からご支援・応援をしてもらえたこと。どれだけの方からご支援・応援をしてもらえるのかは、クラウドファンディングをやってみないとわからなかったこと。公開した初日は5名ほどだった支援者数が、最終的に91名になっていた。今回のクラウドファンディングにご支援・応援してくださった方には本当に感謝。けれどまだ足りないようなので、これからはもっとたくさんの人に自ら会いに行こうと思う。

Q:これからどうするの?
A:実は今回のクラウドファンディングには「市場調査」のような意味も込められていた。「本当にここの立地にコワーキングスペースが求められているのか?」といったもの。だからクラウドファンディング公開中はビラ配り・ポスティング・街中での声掛け・折込チラシに力を入れた。結果として「あそこの立地には求められていない」ということがわかった。とりあえず、コワーキングスペースのオープンに関しては一時中断「今、最もワクワクすることをやる」という意味では、もしかすると海外へ旅をするかもしれない…。ただ勘違いしないでいただきたいのは、コワーキングスペースを運営したいという気持ちはウソではなかったし、本気で動かなければ発案からクラウドファンディングまで、たった4ヶ月でやり切るなんて不可能なことはご理解いただきたい。

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点はやがて線になる

会社員時代から筋トレを通して大会に出たり、たくさんの副業をやってみたりしていた。会社員を辞めてからはヒッチハイクで日本旅・1ヶ月間エジプト放浪生活を経験した。日本に帰国してからはホームレス生活をしながらコワーキングスペースのオープンに向けて全力で動き、クラウドファンディングを実施した。どう見ても、しっしーはあり得ないスピードで動きまくっている。

この 爆速 の理由には、自分理念の「人生は時間だ」が深く関係している。常にスピード感を持った意思決定を意識しているからだ。さらにもう一つの理由が「やりたいことが溢れているから」が挙げられる。

よく「やりたいことが見つからない」と嘆いている同年代を目にすることがある。正直に言うと「心の底から人生を賭けてやりたいこと」など普通は出てこない。それはぼくだって同じだ。

おそらく、やりたいことが見つからないと嘆いている人は、心の底から人生を賭けてやりたいことを一生懸命探しているのではないか?そんなもの、ぼくだって見つかっていない。見つかっていないからこそ、ちょっとでも「やりたい、やってみたい」と思ったことにすぐさま手を出して実行していっている。

会社員を辞めたいと思った翌日に上司に電話をかけ、会社員を辞めた翌日からヒッチハイクで日本旅を始め、日本旅を終えた2日後にエジプトへ飛び立ったのはそのためだ。人生にはいつだって「今」しか存在していない。「今、この瞬間」にちょっとでもやりたいと感じるものがあるのなら、その挑戦に向かって全力で突き進むように生きている。

たくさんの「ちょっとやってみたいかも」という感情に耳を傾けて動いていると、気づけばたくさんの「点」を打ちまくっていることに気がつく。それは「今」を全力で生きているからだ。今を生きるということが点を打つということである。

将来的に「この点は線になるかも」と考えて動くのではなく、とにかく「今、この瞬間」にやりたいと思っていることに全力で突き進む。そうすると、気づいた時には点と点が繋がって「線」になっている。点はやがて線になるが、線にすることを意識して点を打つ必要はないのだ。とにかく「今、この瞬間」に興味のある点を打ち続ける。点はやがて線になる。


挑戦したい、と思っていても挑戦できない人へ。

ここまで偉そうにつらつら話させていただいたが、ぼくの過去に誇れたものは何もない。10代の頃は悪さにばかり興味があったし、偏差値50の高校ではいつも学年ビリの成績だった。苦手だった数学のテストは何回か0点を取ることもあった。いわゆる 落ちこぼれ だ。

「経営者には天才かバカしかいない」とよく言われているが、しっしーは圧倒的に後者である。バカだからリスクを取ることを怖がらないし、バカだから周りから見るとバカげた大きな挑戦を仕掛けている。けれど、バカなりに伝えたいメッセージをいつも持っている。それは「しっしーにできるんだから、誰にでもできる」ということだ。

勉強が苦手でも、人脈やコネがなくても、スキル・経験がゼロでも、今はなんとか周りから応援してもらえる人生を送れている。まだ、数字的な結果を出すことはできていないけれど「夢に向かって挑戦していく過程」を魅せることはできていると自負している。

今回のクラウドファンディングを終えてからも
「しっしーの挑戦を見て、私もやりたいことに向かって挑戦していこうって決めたよ!」
と、アツい言葉をいただくこともあった。

ぼくはこれからも「今、この瞬間」に全力で生きていくし、夢を叶えて生きていこうと思う。次の挑戦がコワーキングスペースの運営なのか、海外へ行くことなのかは確定していないが、ぜひまた応援していただけるとうれしい。そして、そんなしっしーの挑戦を見て「自分にもできるかも」そう思っていただけることを願っている。


行ってきますッッッ!

以上、今回のコワーキングスペースの開業を目指したクラウドファンディングを通した挑戦の裏側でした。

この1ヶ月間は本当にたくさんの方に助けられました。ご支援してくださった支援者さま、クラウドファンディングが終了してからすぐにメッセージをくださった方々、いつも応援してくださっていた方々、本当にありがとうございました。

今回のクラウドファンディングは不成立という結果になりましたが、ぼくは「失敗」だとは思っていません。実は、むしろ「成功」だと思っています。

今回のクラウドファンディングをきっかけにたくさんの方と出会うことができましたし、次の挑戦に活かせる学び・経験をたくさん得ることができました。大袈裟に言っているのではなく、集まっていた752,000円以上の価値を得ることができたと実感しています。

「挑戦した過程には価値がある」という想いは今でも変わっていません。挑戦をしなければその先にある成功は望めませんし、今回得ることのできた多くの学びは「挑戦したからこそ」得ることができたものです。ぼくはこれからも挑戦をし続けていきます。おそらく、来月も1年後も5年後にも変わらず 挑戦を売っている と思います。その際にはぜひ!また応援していただけるとうれしいです。

"人生は時間だ。「今、この瞬間」を全力で生きていく”

これからも止まらず動き続けていきます。しっしー、まだまだこんなもんじゃありません。必ず化けてやりますのでぜひお楽しみに!

行ってきますッッッ!



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