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#407 梅雨明け間近

  私は、中学校の社会の教員として採用された。当時、中学校1年生の生徒には地理を教えた。
 世界の気候を教えた。日本の気候では、ほぼ温帯の気候に属していること。春夏秋冬の四季がはっきりしていること。梅雨があること(北海道を除く)なども教えた。
 梅雨入りすると、雨が多い日や蒸し暑い日が多いこと、梅雨明けには集中豪雨があること等も説明した。

 今年は、大雨が降り梅雨入りしたが、梅雨入りは平年より遅かった。その後しばらくは、厳しい暑さの日が続いた。
 最近は、大雨と湿度の高い日が続いている。今も、雷がなり雨が降っている。天気予報では、まもなく梅雨明けするだろうとのことだった。

 温暖化の影響で、雨の降り方が変わってきた。集中豪雨という言葉より、ゲリラ豪雨線状降水帯という言葉が使われることが多い。豪雨による土砂災害が発生し、テレビで被災地からの報道が多くなってきた。

 気温も上がり、体温以上の気温になる酷暑日が続くことも多くなってきた。熱中症警報を毎日スマホの画面で確認して行動する日が増えた。クーラーを使う生活が日常になった。

 私が若かった頃、運動部の指導をしていた。夏休みの運動場では、日射病に配慮しながら、炎天下でも部活動の指導をしたことがあった。その日射病の言葉も使われなくなった。

 これから毎年、加速度的に温暖化が進むのだろう。
 もうすぐ梅雨明け。今年も酷暑が長く続くだろう。『絶対に無理をしない』ことが、今年の私の夏の目標だ。


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