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#233 薬師寺東塔

 今日は梅雨の晴れ間で蒸し暑い日だった。私と妻は、薬師寺に行った。大規模な修理が完了し、今年の4月21日に落慶法要が営まれた、薬師寺東塔を見に行った。

 鐘楼のあたりから、東塔金堂がまじかに見ることができた。

東塔と金堂

 東塔の内陣には、釈迦の生涯をあらわした、「釈迦八相像」が祀られていた。東塔は薬師寺創建時から、自然災害での倒壊や戦乱での焼失をのがれ、奇跡的に残っている奈良時代を代表する建物だ。その間に解体や修理を繰り返すことにより、1300年前から現存している木造建造物だ。

 今回の解体修理では、心柱を補強すること等、地震への対策も強化されていた。

 戦争(戦乱)で焼失をさせないこと・解体し修理することを繰り返すことが、歴史的な木造建築を後世に伝えることになる。

 そして時が過ぎると、西塔(1981年再建)の鮮やかな色も褪せ、東塔との違和感もなく、並びたっていることだろう。

 私たちは、西塔から金堂を経て帰路についた。金堂から出たところに大きな鉢があった。鉢には、蓮の花が咲いていた。

蓮の花

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