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#327 『老い』を学ぶ
1.コロナに感染・インプラント
去年の8月の終わりに、私はコロナ(#267 しんどかったやろ)に感染した。5日ほどでコロナの症状が治まったが、その後2週間ほどは、活動する意欲がでなかった。病状が回復しても、日常生活に復帰できないことが私には衝撃的だった。
去年の春に、私は右奥歯が痛くなった。抜歯後の治療を巡って私は悩んだ。以前部分入れ歯を入れた後、その周辺の歯も悪くなるということがあり、そのことがトラウマになっていた。そこで保険適応される部分入れ歯と保険適応外のインプラントでずいぶん悩んだ。悩んだあげくインプラント治療をすることに決めた。
すると、老後のための資金が急に心配になった。老後の日常生活に必要な資金はどうにか賄えると思っていたが、特別支出が必要なことを意識していなかった。自然災害での家屋等の破損の修理・耐久消費財の買い替え・交際費など多額の特別支出がいることが気になってきた。
2.『老い』を学ぶ
70歳になってじぶんの体について考えるようになった。私は、これからどのように『老いる』のだろうか。その時に、どのような課題があるのだろうか。
本が読みずらくなった私は、スマホの『聞く』アプリを利用することを中心に学びを深めようと考えた。
3.『オーディブル』を聞く。
スマホアプリ『オーディブル』(# 寝る前に)で『寿命が尽きる2年前』『人はどう死ぬのか』(著者 久坂部 羊)『死ねない老人』(著者 杉浦 敏行)などを聞くようになった。終末期の医療に携わっれきた数多くの事例をもとに私たちに教えてくれる。
『70歳が老化の分かれ道』(著者 和田秀樹)などは、これからの老後についての考え方を示唆してくれる。
3.『老い』のことを学び始めて
自分の死は、たくさんの紹介された事例とは異なり、一回だけの死。けれど『老い』ていく道すじにある課題など参考になることが多い。
高齢期にかかりやすい病気。終末期の医療とACP(アドバンス・ケア・プラニング)。臨終。などについても学ぶことができた。
子供たちは独立し、住居を構えて生活している。私と妻は、中山間の村に二人で住んでいる。農地は誰が耕作(相続)してくれるのだろうか、宅地は誰が住んで(相続)くれるのだろうか。
4.自分の健康管理
私は、今年になって降圧薬(高血圧に対する薬)を処方してもらい、血圧を測定し服用している。また、腰痛防止のため負担にならない程度の運動に心がけている。
私は、根気よく、ゆっくりと『老い』を学んでいこうと思っている。いろいろな『老い』に関する見解を参考にして、今の時点での『老い』に対する自分の考えをまとめたいと思う。
5.おわりに
終末期を迎えた時、自分の死が近くなった時、私が今考えようとしていることと全く異なる考えになっているかもしれない。
しかし、『老い』に関心を持った今、『老い』を考え、老いに備え、今できる『断捨離』や『自分の棚卸』等に取り組むことが、私にとっての大きな課題のように思っている。
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