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責任の所在を 明確に”自分”にすることができるから、僕は直接取引を増やしたい

こんにちは!
本間映像 代表の本間洸貴です。
今日は、僕が直接取引を増やすことを目指している一番の理由をお話ししたいと思います。

最近、現場などでお会いしている方にはお話ししたりもしているのですが、今年の本間映像は、「直接取引を増やす」こと。そして、「それを実現するための準備を進める」ことを軸にしています。

詳細はまた追って告知しますが、7月に東京ビッグサイトで展示会を行うことが決定しています。
また、WEBサイトや紙媒体への広告掲載も決定している状況です。

多くの新しい出会いに繋がると良いなという思いで、現在鋭意準備中です。

さて、僕がいる映像業界ですが、僕が目指す「直接取引」の他に、大多数を占めるのが「委託取引」になるかと思います(いわゆる”下請け”のような状況ですね)。
図にすると以下のような関係性です。

「委託取引」の関係性

そして、僕が目指す「直接取引」とは以下の関係性になります。
(委託先の数は例です。)

「直接取引」の関係性

直接取引できるメリットは色々とありますが、僕が目指している理由が
「責任の所在を 明確に”自分”にすることができる」ということです。

ではなぜそうしたいのか?

本間映像が目指す映像制作のスタンスとして、以下の3つを掲げています。

1.映像の技術だけではなく、"気持ちの配慮"に力を入れている
2.代表の抱えている疾患と、その経験から得られた業務への姿勢
3.多様性重視

「映像制作をお願いしたいが、どこに頼んで良いか分からない。」という声をよくお見受けします。
本間映像が得意とする、医療系・福祉系のような、センシティブな内容を扱うことが多い分野だと尚更かと思います。

クライアントや出演者と同じ温度感で、制作する映像に対してしっかりと向き合い、当事者に寄り添える方のみが集まる撮影環境作りが強みとしています。

これは、映像制作の"技術"だけでは決して実現することができない部分だと考えています。

そして、多様性の話。
僕が仕事に限らず、生きるうえで常に大切にしていることが、「多様性」です。
特に、世の中には直接生命に関わる疾患ではないが、「人と少し違う」「周りが当たり前にできることができない」等の理由で生きづらさを強いられる疾患や障がいが数多くあります。
本来は、「合わせることができない人がいるのが当たり前」、「考え方や価値観が異なっていて当たり前」なはずです。
それこそが"真の当たり前"として受け入れられ、個性として認められる世の中にしていけば、救われる人はたくさんいるはずだと僕は考えています。

​そのような考えから本間映像では、当日業務にあたるスタッフの病気や障がいの有無に対して、特に制限も設けておらず、その事実だけで応募資格すら与えないということはしておりません。
これは、病気や障がいのある方を「優遇」するのではなく、あくまでどんな方でも同じラインで「平等」に審査し、その事実だけで減点はしないという意味です。
事前に僕と十分に話し合った上で、問題無く業務を遂行できる、もしくはその環境をこちらで準備できると判断した場合に、業務を委託する流れとしています。


本題に戻ります。

では先ほどの「委託取引」の状況の場合、本間映像のスタンスで業務を行うと、いずれ次のような問題が起こる可能性があります。

「委託取引」の関係性

この場合、B社が取引先、C社が本間映像となります。

B社が本間映像のスタンスを理解していただけて、良好な関係性を築いているとしても、A社がその事実を知らない場合、もしくはそのスタンスに対して良いイメージを持っていなかった場合、または理解していただけなかった場合も当然発生しうると思います。

その場合はB社がA社に対して何かしらの対応を迫られることになります。

僕の立場としては当然肩身が狭くなりますし、申し訳なくなりますし、今後の関係性にも影響が出ることもありそうですよね。

だからあまり”自社の色”と言いますか、そういう部分は出しにくくなりますし、どちらかというとB社の考えに合わせるということも多くなるかと思います。
(B社からの委託なので当然と言えば当然なのですが。)

一方、「直接取引」であれば、以下のような関係性です。

「直接取引」の関係性

クライアントであるA社から、直接B社の本間映像へ発注がされています。
当然、僕自身も打ち合わせ段階から本間映像のスタンスはA社へお伝えしますし、その合意があった上で契約ができます。

さらに、その合意があるからこそ、僕はそのスタンスを維持したまま、他のスタッフへ再委託が比較的容易にできます。

僕が実現したい映像制作の現場作りが格段にやりやすくなるはずですし、委託取引で発生しうるリスクはかなり低くできると思います。

そして、前述した「責任の所在を 明確に”自分”にすることができる」というメリットのこと。

直接取引であれば、万が一問題が発生した場合でも、クライアントと直接契約をしている、本間映像の代表(すなわち僕自身)が、現場対応や謝罪等のクライアント対応を行うことができます。

もちろん、そのような事態は発生させないよう、事前に入念な準備や施行は行います。
ただ、そのリスクはビジネスをしていく上では常に付きまといます。

責任の所在を明確にできることで、クライアントにもメリットはありますし、本間映像から委託するスタッフにもメリットがあると考えています。
当然、僕自身も格段に仕事がしやすくなり、品質向上にも繋がると思っています。

以上が、僕が直接取引を増やすことを目指している一番の理由です。
まずは、その実現に向けて、7月の展示会や広告出稿を成功させたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

本間映像
代表:本間 洸貴


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