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製薬会社 マルホ様からインタビュー撮影をご依頼いただきました。

noteは久しぶりの投稿となります。
おかげさまで東京移転効果もあって(?)仕事は順調に進んでおります。

移転後からのこの約一年で新規のお取引先、お客様も増えておりまして、今回のマルホ様もその一社です。

案件の内容は、WEB版の社内報に掲載する「多汗症患者のインタビュー映像」

すでにご存じの方もいるかとは思いますが、マルホ様から新たに原発性腋窩多汗症患者向けの新薬がリリースされ、プレスも掲載されています。

その新薬リリースのタイミングに合わせて、多汗症患者のインタビュー映像を制作したいとのご依頼でした。

話は遡ること去年の10月...
私の元に、一通のメールが届きました。

差出人はマルホ様の広報の方からでした。

実は、差出人の広報の方とは数年前に一度お会いしています。
多汗症ドキュメンタリー「Voice」の撮影期間中のことです。

残念ながら当時は、製薬会社という関係上、規制や制約等の多さから、マルホ様の撮影を実現することができませんでした。
(その際に京都のマルホ様社内にお伺いし、広報の方と実際にお会いして2時間ほどお話をしています。)

ところがそのメールには、実はあれからも私の活動をずっと見ていただけていたこと、Voiceの公開やその後のテレビ出演、新聞掲載、その他映像の仕事に関わること、stand.fmのラジオ配信に至るまで、ずっとチェックしていただけていたようでした。

そして、「ぜひ今度は、弊社から本間さんにお仕事をご依頼したい。直接お話ししたいので、今度は私が本間さんに会いに東京へ向かいます。」と書かれていました。

大変嬉しい内容です。
ドキュメンタリー完成からもうすぐ2年が経とうとしている時でしたが、こうして巡り巡って今度は仕事のご依頼をいただけることになりました。

こうして、約2年ぶりに広報の方とお会いすることになりました。
お互いの近況報告もしつつ、今回の映像の企画内容の説明等を受け、個人的にもぜひお請けしたい内容でしたのでこの企画を進めていくことになりました。

簡単に今回の企画をいただいた経緯をお話すると、
・マルホ様から、新たに原発性腋窩多汗症の新薬がリリースされる。
・そのタイミングに合わせて、社員へ向けて多汗症患者のインタビュー映像を届けたい。
・広報の方の認識としては、多汗症は腋窩多汗症に限ったものではなく、この新薬リリースがゴールだとは思っていない。正直なところ、社員の多汗症に対する認知や深刻度はまだ伝わりきれていない部分もあると感じている。
・そこで、このタイミングで多汗症患者の率直な想いを届けることで社員の士気を高め、次の開発に繋げていけるような映像を制作したいと考えている。
とのことでした。

そして制作の上で一番大事にしたいことが、ネガティブになりすぎず、ポジティブなメッセージ性を含めたいとのことで、現状、前向きに疾患に向き合っている方にお話を伺いたいということ。
広報の方は、特に「Voice」を観て感銘を受けていただき、Voiceに出演いただいた方をベースに出演者を検討してほしい点もお願いをされました。

そのような経緯で始まった今回の企画、約3ヶ月の準備期間を経て撮影をさせていただきました。

完成した映像がこちらです。
(許可をいただいた方のみ掲載させていただきました。)

【STAFF】
・ディレクター / 本間 洸貴
・企画・構成  /    〃
・撮影・編集  /    〃

・撮影 / 及川 雄大

・スチール / Shun Nakayama

【最後に】
映像の完成後、広報の方を経由して、社員の方から視聴の感想を伺うことができました。
ありがたいことに私たちの想いも伝わったようで、社員の方の心境の変化もあったとのことです。
ご出演いただいた皆さまのご協力があってこそだと考えております。
本当にありがとうございます。

ドキュメンタリー「Voice」の制作開始から今日まで、様々なことが繋がって今の自分や周りの環境があるんだなと改めて感じさせられた一件でした。

そして、今まで散々悩まされ、弱みだと思っていた自分の疾患について、今はその部分を強みにして仕事にできている。弱みを強みに変えられたことにも気づかされました。

仕事面でも、より大きな仕事を経験させていただき、今後に繋げていけるような成長ができたと感じております。
改めて、今回の企画をいただけたことに感謝申し上げます。

引き続き精進していけるよう、日々努力していく所存ですので、今後ともよろしくお願い致します。

本間 洸貴

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