自治会総論骨子 ぼくver

今回は、寮自治の話。

自治会を結成する理由を導く「自治会総論」に関しては、近年は以下の3パターンの導き方があると思う。
①欲求の調整の必要性
②文化的な側面から考える自治の魅力
③自治の教育的意義

欲求調整も、文化も、教育的意義も、どれも確かに存在し、その価値は僕も認める。
ただ、自治会結成の理由足り得るかといえば、否、と考える。

ここ数期、選択されている ①欲求の調整の必要性 から導く方法も、以下の2点、問題点があると僕は考えている。
①正直な所、「自治したいから自治してる」という直観と乖離している。
②欲求の調整として、寮生(自治会員)間での話し合いが最適と考えられ、選択されているのであれば、大学当局などの外部に連絡するという事態は発生しないと思う。必要性という建前を並べ続けることにも限界があると感じる。

1年目の冬から自治会総論の導き方には感じ始め、2年目の夏頃から自治会総論の書き方についてちょこちょこ考えてきたけど、現在考えている僕なりの自治会総論をざっくり今回書いてみようと思う。

【自治会結成・自治選択の理由】
自治が最も自らが望む生活を実現できると考えるため。

【自らが望む生活を実現できると考える理由】
大学から一つのまとまった組織として認識され、自治会や寮に関わる意思決定を自治会内で完結させて良いと認められ得るため。
それにより、外部が介入せず自治会内の当事者間で意思決定を完結させることができるようになる。
他者が介入する方法と比較して、自治会員が望む生活の実現に近づくと考えられる。
  ⇩
より自らが望む生活を実現したいという欲求に従い、自治会を結成する。

このような理由で自治会を結成した上で、より自分達の望む生活を実現するためには、どのような話し合いなどが行われていくか・・・というような話になると思う。


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