【読書レビュー】人生攻略ロードマップ 「個」で自由を手に入れる「10」の独学戦略
本のポイント
■ 投資 → 回収 の繰り返し
お金を増やす道は投資 → 回収を繰り返すこと
投資の種類
・自己投資
・事業投資
・金融投資
自己投資が一番コスパが良い
例えばスクールにお金を払ってプログラミングを習得して収益化すれば、何倍にもなって返ってくる。金融投資は安定してる商品でも年5%程度。もちろん自己投資して自分ができることを増やすためには自分が努力する必要があるが、自分に身に付いたことはなくなることも盗まれる心配もないから長期的にも大きなメリットになる。
■ ロードマップ
自分がやれることを愚直に増やしていくことが大事
（自分だけの作業に限界がきたら外注化して時間を増やす）
・スキル習得
・実績と信頼を積み上げる
・SNSで発信して売り手市場を作る
・自分の作業を外注化して事業の仕組みを作る
・事業を分散
自己投資で実力をつけてセーフティゾーンを確保 → 事業投資で自分が働かなくても成果を出す仕組みを作る → 金融投資で安定的に資産を増やす
感想
著者の迫さんは、飛び抜けた才能があるわけでも元々の人脈がすごかったわけでもないということがこの本のポイントだと思います。つまり凡人でも愚直に努力すればお金と自由を手に入れることができるということです。この事実は自分にとっては大きな希望になりました。
報われるかどうかわからない努力はモチベーションが続きません。フェルマーの最終定理を自分の一生を費やして解決しようとする数学者がほとんどいなかったのと同じだと思います。
しかし正しい方向で努力し続けることで、ほぼ間違いなくお金と自由を手に入れられることに確信を持てました。この本で紹介されているロードマップは楽ではないし、ある程度の時間がかかることは前提ですが、何十年もサラリーマンでいるよりははるかに楽であることは間違いないでしょう。自由な人生を手にするためには、最初の数年が大変になるという事実を覚悟して歩き続けようという気になれました。
感想の冒頭で、迫さんは凡人のような書き方をしましたが、
・間違いない戦略を見極める力
・自分の戦略を信じて愚直な努力を続ける力
は飛び抜けたものがあるのではないかと思います。短期的な利益に気を取られず長期的な利益に目を向けて努力を継続するということは、そう簡単にできることではありません。この点は見習うべきポイントだと思います。
今の20代、特に大学生には是非読んでほしいと思います。
メモ
・ビジネスの鍵は希少性と優位性
・やりたいことよりやれることを増やす
やれることがないとやりたいことが出てこない
やれることが増えればやりたいことも湧いてくる
・情報発信をして自分に対して複数のクライアントが発注するという構造を目指す
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