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ゲオ


久々にDVDを借りる為にゲオにきた。
「風立ちぬ」と「耳をすませば」を借りた。
今はNetflixとAmazonプライム・ビデオにさえ加入しておけば、気になる作品はほとんど見ることができるから、ゲオはジブリの為にあると言っても過言ではないかもしれない。借りる際に店員さんが一言「返却は2週間後ですね。」
はて?そんなプランがゲオにあったかなとおもう。どうやら、すごい時代に突入したようだ。

僕とゲオとの出会いは保育園の頃だっただろうか。もっぱらドラえもんとジブリを見ていた。あの頃はビデオカセット、いわゆるVHSだった。体積や質量がDVDの数倍はあったから、なんとなく貴重な気がしていた。今よりずっと映像を大切に見ていた時代だったのかもしれない。

ビデオの時代はすぐに過ぎ、あっという間にDVDに移り変わる。この頃はドラゴンボールZが新作として出ていた時代で、リアルタイムで繰り広げられるバトルに、僕も参戦していた。突然の敵に対抗できるようカメハメ波や瞬間移動を練習したものだ。

なにかと学校を休みがちだった僕にとってゲオは最高の遊び相手だった。学校を休んだ日にゲームをすると叱られるけど、寝ながらアニメを見るのはセーフ。謎のルールだけど、そのおかげで数々の大冒険に出かける事ができた。

「ジブリ作品」「ドラゴンボール」「NARUTO」「フランダースの犬」「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「masterキートン」「ルパン3世」「今敏作品」などなど。有名なものからニッチなものまで沢山見た。特にドラえもんとクレヨンしんちゃんは風邪のときに気を抜いてみれるので、映像化されているものはほとんど見た記憶がある。おかげでドラえもんの声が変わった時は親よりショックを受けた。

あの頃から多分現実にない大冒険を夢見ている。それと共に家族と過ごす日常の幸せにも憧れている。こいつは永遠の宿題になりそうだ!!

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