デザインパターンに出てくる用語集を考えます。r から wまで
デザインパターンを調べ始めた経緯はこちらです。
他のパターンはこちらです。
今回はオブジェクト指向のための再利用可能なデザインパターンを読み解くために必要な用語集を作成します。
主にこちらのサイトの用語を翻訳していきます。
説明に必要な単語であればこのサイトに載っていなくても並べることがあります。
※かなり紆余曲折することや誤った解釈をする可能性があります。その際は是非コメントをお待ちしています。よろしくお願いします。
Glossary 用語
R
receiver レシーバー
The target object of a request.
リクエストの対象となるオブジェクトです。
request リクエスト
An object performs an operation when it receives a corresponding request from another object. A common synonym for request is message.
オブジェクトは、他のオブジェクトから対応するリクエストを受け取ると操作を実行する。リクエストの一般的な同義語はメッセージです。
S
signature シグネチャー
An operation's signature defines its name, parameters, and return value.
操作のシグネチャは、その名前、パラメータ、および戻り値を定義します。
単語の意味としては、署名や(処方せんに書く)用法注意とあります。感覚としてはとある物体に記号つまり文字でとある物体を示す名称やとある物体の用法を記することだと思います。
そうなると「とある操作」つまり「とある処理」に対してその仕掛けの名前やパラメータ(必要な値。薬で言うところの一日3錠飲む的な)・戻り値(仕掛けがとある処理をした後に返す値のこと。薬で言うところの熱が引く的な「効果」に近い)のことと理解しました。
subclass サブクラス
A class that inherits from another class. In C++, a subclass is called a derived class.
他のクラスを継承するクラス。C++では、サブクラスのことを派生クラスと呼びます。
subsystem サブシステム
An independent group of classes that collaborate to fulfill a set of responsibilities.
一連の責任を果たすために協力するクラスの独立したグループ。
subtype サブタイプ
A type is a subtype of another if its interface contains the interface of the other type.
ある型のインターフェースに他の型のインターフェースが含まれている場合、その型は他の型のサブタイプとなります。
supertype スーパータイプ
The parent type from which a type inherits.
ある型を継承する親型。
T
toolkit ツールキット
A collection of classes that provides useful functionality but does not define the design of an application.
便利な機能を提供するクラスの集まりで、アプリケーションのデザインを定義するものではありません。
type 型
The name of a particular interface.
特定のインターフェイスの名前。
W
white-box reuse ホワイトボックスな再利用
A style of reuse based on class inheritance. A subclass reuses the interface and implementation of its parent class, but it may have access to otherwise private aspects of its parent.
クラスの継承に基づいた再利用のスタイル。サブクラスは親クラスのインターフェイスと実装を再利用しますが、親クラスのプライベートな部分にアクセスすることができます。
今回はrからwまでです。最後まで翻訳できました。今後「オブジェクト指向のための再利用可能なデザインパターン」を読んでいった際に詳しく理解できた点などを追記できたらと思います。
翻訳にはhttps://www.deepl.com/を用いています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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