見出し画像

【投資哲学10】貯金は必ず損をする投資

現在の20代以上の方はよく親から「お金はとにかく貯金しなさい!!」と言い聞かされた方も少なくないと思います。これにはちゃんとした理由があります。

バブル期の普通預金の金利は平均2%程度で、高度経済成長期には3%の金利がありました。定期預金については5%の金利が付いた時期もあります。一方で、バブル期の日本株の配当利回りは2%未満ですから、元本保証の貯金で金利をもらい続けるほうがリスクもなく儲かったわけですね。だからこの時代を生きた人は貯金こそ「正義」と思っていたのでしょう。だから自分の子供にも貯金するように言い聞かせたのでしょう。

しかし、現在の普通預金の金利は0.001%、定期預金の金利は0.01%です。バブル期と比較すると普通預金は1000分の1以下、定期預金は100分の1以下の金利になっています。この時代になって貯金をする意味なんてあるのでしょうか?

こけまる軍曹は、現代において貯金は必要最低限でよいと思っています。余剰分はすべて「投資」に回したほうが賢明だと思います。なぜなら、経済のインフレ率とこれから円安が予想される日本において貯金は目減りして行くことが確実だからです。もちろん投資には損失のリスクも存在しますが、必ず損をする貯金よりマシです。

これからの時代は、貯金こそ正義の時代を生きた人の意見ではなく、貯金オワコン時代を生きる現代人として、これからの未来を想像し、資産を守るため自分自身で判断し行動を起こす力を養わなければなりません。

サポートしていただけると励みになります。('ω')ノ