2022/4/19 KE-TとKA-Tの凄かった日

2022年4月18日（月）は、記念日になるかもしれない。KE-TとKA-Tがすごく頑張って、しかも周りから認められた日となった。

まず、水泳教室で必ず進級試験の紙をもらうという目標をKA-Tが達成し、今週の土曜日進級試験となった。ただ、ここにKE-Tが一役かっている。コーチに、『今日紙がもらえなかったら、『僕達』辞めないといけないかもしれない、』と伝えるように言っていたが、練習開始前にコーチに駆け寄ってしっかりと伝えていた。
KA-Tは恐らく実際に伝えるのは恥ずかしがってやらないだろうと思い、練習開始前に仕事を切り上げてKE-TにKA-Tの分も伝えて欲しいと、改めて伝えておいて良かった。
KE-Tは紙をもらえなかったが、コーチに改めて伝える事は実際勇気がいることなので、実行したKE-Tが凄いと思う。また、そのチャンスをちゃんと獲得したKA-Tも偉い。
練習後、KA-Tが呼ばれ25メートル試しに泳いでいる間、KE-Tはシャワーを浴びずに見ていた。それ自体は悲しそうだったが、上がってきてからちゃんとKE-Tが頑張ってくれたことを伝えると、自信がついたようで嬉しそうだった。
当のKA-Tは25メートル泳いだあと、苦手な飛び込みを改めて確認されていた。KE-TとKA-Tは、手で手を握ってしまうからダメだと言われたと言っていたが、恐らく、ちゃんと手から飛び込めているかを見ているようで、怖がっていると足から着水してしまうので、そこを見ているようだった。残念ながら、膝から着水してしまい、実際はダメだったと思うが、コーチは他のコーチと苦笑いで相談しながら、渋々進級試験用のピンクの紙を渡していた。きっと、KE-Tの一声が効いたのだろう。
ちなみに、実はKO-Tもこの時試しに25メートル平泳ぎを泳いでいた。呼吸の時の顔を高く上げ過ぎて、足が沈んでしまっていたが、なんとか25メートルを泳ぎきっていた。ただ、紙はもらえずで、上がってきた時は泣いていた。僕が見に来たときに、紙をもらう姿を見せたかったのだろう。
とにかく、3人ともすごく頑張ったし、僕との約束をしっかり覚えていて、達成しようとしてくれたことが嬉しい。
KE-Tは練習中も背筋を伸ばして座り、コーチの話を前のめりで聞いていたし、KA-Tも周りの子がやっているのをちゃんとみていた。



今日はこれでは終わらずに剣道も頑張った。
剣道では、準備体操の掛け声をしっかり出すように伝えていたが、最初は体操についていくことで精一杯で、声までは気が回っていないようだった。
そのあと練習が始まり、最初の休憩の時に、声をだすと褒められるよ、と改めて念をおすと、まずはKE-Tが先生の話に対して『はい！』と大きな声で返事をした。先生もそれに反応して、『良い返事だ！えらい！』と言ってくれたことを皮切りに、KE-TとKA-T共に返事、メン、共に大きな声がでるようになった。すると不思議と、動きにもメリハリがつき、先生の話も集中して聞くようになったため、先生も見直した様子だった。
返事のタイミングがたまにずれてはいたものの、声を出すことで、練習に対する当事者意識が生まれ、練習自体も凄く楽しかったらしい。

KO-Tは相変わらず、創設者の大先生からいっぱいしごかれていて、どんどん動きにキレが出てきている。もはや、僕がアドバイスすることは無いようで、少し寂しかった。

写真は、プールで進級試験の申し込み用紙を受け取って、シャワールームから駆け寄ってくるKA-T。嬉し過ぎて、笑顔というより、本人が感無量という感じだった。