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情報系大学院生が初めての就職活動で感じたこと。

 皆さんはじめまして。kokadaことおかっちです。自分は今、某関西私立大学の情報系の大学院修士2回生です。それなりにハッカソン、学会やワークショップに参加して最低限の実力を持っていると思っています。自分のようなヒトが就職活動をしたらどうなるのか、どんな会社から内定をもらえたのかをざっと書いていきたいと思います。

就職活動の軸としたサービス

 自分はもともと研究やモノづくりが好きな人間だったこともあり、研究開発、もしくは実際に開発に携われるエンジニアを希望していました。結構最近まで、博士に行くか行かないかをなやんでいたこともあり、最初は就職活動にはあまり乗り気ではありませんでした。
 しかし、去年の夏ごろに研究室にある方が訪れてあるサービスを紹介してくれました。理系向けの就職サービスのLabBaseというサービスです。正直これがなかったら就職できていなかったと思います。

 このサービスは自分が今までやってきたことを登録しておくと、企業側から連絡が来て、面談や会社説明会を受けませんかーみたいな形の逆求人っぽい感じのサイトになっています。これを利用する利点としては、
1. 自分の個人情報を登録ておくだけで基本的には何もしなくてよい。
2. 自分の研究やいままでやってきたことをしっかりと書く欄があり、研究を見て声をかけてくれる。
3. あまり知らないベンチャー気質な会社や中小企業を知れる。
これら三つだと思います。僕は大企業に無理に就職する必要はないと考えていたので、かなり自分に合っていました。また、研究で忙しい学生などには非常にありがたいです。僕が就職を決めた会社もこのLabBaseで声をかけてもらった会社です。

就職活動

 就職活動と呼んでよいかもわかりませんが、LabBaseでいくつかの会社から声をかけていただき面談やES提出などを行いました。最初の方に受けた会社は正直無茶苦茶適当で就職活動のイロハがわからくなて普通に落ちました。ここで落ちたことで少し危機感を持って就職活動を行うことができたかなと思います。
 最初の会社を受けたのが去年の11月ぐらいだったと思います。そこからいくつかの企業から連絡を受けていきたいなと思う会社の面接や面談を経た結果、2月中にはWeb系の会社から内定を頂くことができました。正直二月に内定もらってどうしたらええんやってなってましたが、就職活動を終えてもええかという気持ちで内定をもらいました。しかし、身近な友達や家族からいろいろ言われ、この後にもいくつかの企業と面接を受けて二つ内定をもらえましたが、この二つは自分のやりたいこととあっているのか、ワークライフバランスを考えたときにどうなのかという点で考えた結果、辞退させてもらいました。
 メガベンチャーと呼ばれる会社も受けましたが、ESで落とされるのがほとんどで面接にも行けませんでした。なかなか研究とかについて書けないのが多いんですよね...。ESで通った会社も最終的には最終面接で落とされてしまいました。正直なところなんで落とされたか、今でもわかりませんが会社と合ってなかったんだろうなーぐらいで考えてます。
 自分が受けた会社では中小、ベンチャー気質の強い会社に関しては、ほぼほぼ何事もなく内定をもらえました。しかし、大企業となってくるとESのクオリティや大企業らしい保守的な感じがあるためか、受かりませんでした。就活と呼べるのかというぐらいの適当な就活でしたが、それでも内定が出たときの高揚感、採用見送りが出たときのあの苦しさは感じることができました。企業をたくさん受けている学生さんはつらいだろうな...と強く感じました。
 自分は就職活動の中で、一度しか直接面接をしていません。ほぼ100%オンラインで面接を行いました。正直自分はオンラインの方が緊張しないのでやりやすかったです。オンライン面談の環境を整えておくと、これからもオンラインでの作業等は増えると思うので、みんなしっかり構築していきましょう。

就職のためにやっとけばよかったこと

 自分のような情報系の学生さんはいくつかやっといた方がよいことがあると思ったので、雑記ですが書いていきます。あくまで就職のためであり、自分自身してなくても就職はできたので難しく考えなくても良いと思います。
 まず一つ目は、競プロです。エンジニアとして会社を受けるのであれば、Webテストを受ける機会が多くなると思います。正直競プロをしてなくても問題は解けるのですが、形式に慣れておくことは非常に重要だと思います。しかも、AtCoderとかの点数はアルゴリズム力として実際の評価にも入ったりするので、やって損はないと思います。
 二つ目は、情報系記事の執筆です。Qiitaとかに自分がやったこと、理解したことをまとめておくと非常に良いと思います。これも就職のときに提出を求められるものもありますし、自分自身の知識の定着のために書くとよいとおもいます。情報系は勉強会という情報発信が非常に多いので、こういうのをやっておけば、そういう時に対応しやすいと思います。
 やはりこの二つでしょうか。就職活動をしたヒトは共感してもらえるヒトもいると思います。あとは、ハッカソンとかに出て賞とかもらっとくとすごい!!って言ってもらえるので、出ておいて損はないと思います。エンジニアはインプットよりもアウトプットしてなんぼなので、適度にアウトプットしていきましょう。

最後に

 初めてのNote。Noteってこんな感じでよいんでしょうか。これからも何か感じたことや、プログラミングに関係のないことを時々書くと思います。その時は読んでいただけると幸いです。
 最後に、就職活動でメンタルが落ち込むことはよくあると思います。その時にちゃんと周りの人に話しましょう。話すとメンタルはだいぶましになると思います。自分は仲が良い友達とずっとDiscordでつないで適度に会話してます。コロナで話す機会が少ないからこそ、メンタルも病みやすいと思うので気を付けましょう。

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