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2021.09.09 しずかなよるのはなし


静かな夜が好きだ。
資本主義社会を自然の摂理と感じている私でも、競争に疲れることはある。
そんな競争の疲れを癒やしてくれるのが、静かな夜だと思う。


資本主義社会に反対して、声を荒げるのは、それもまた疲れる。
仮に資本主義社会がなくなっても、格差が生まれてしまうことには変わりない。それは人間が動物である限り仕方のないことだ。
競争の社会を変えるより、競争とうまく付き合う方法を考える方が良い人生をおくれるだろう。
競争から抜け出す、というのも一つの方法である。だが競争から抜け出すにはかなりの知恵とお金が必要である。まだ競争から抜け出せるほどの力がない私にとっては、静かな夜を過ごし、競争から抜け出した気になって、また勉強をしていく、というのが現時点での私の競争とうまく付き合う方法である。


一生懸命生きた日の夜は、時間がゆっくり流れる。
一生懸命生きる、というのは、仕事を頑張るとかそういうことではなく、自分がやろうと思ったことをしっかりやれた日だと思う。
自分の周りが自分を全て受け入れてくれるかのような感覚になる。
寂しいなら寂しいでいいんじゃない?と語りかけてくれる。
その感覚が、成長の証なんだと思う。


競争社会、と聞くとネガティブなイメージを持つ人が多いと思うけど、他人の駒にならなかったらしっかり楽しいし、思っている以上に人を傷つけず生きられると思う。
そのためには、他人から振り回されない環境をつくっておくことが大切である。
私にとって、静かな夜は、他人から振り回されない環境でもある。



そして、昼の時間も、好きになれるように勉強をしていくことが、今の自分に必要なことである。

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