2024年5月10日〜5月13日

<5/10>
メンタル、よくないときとだいじょうぶなときの瀬戸際という感じ。慣れっこではあるので、あーこれよくないときの感じだなぁと、そこまで深刻にはならずにいられてる。それに、こういうときの対処法もわかってる。家にいちゃだめなのだ。外に出て、誰かと雑談する。これに尽きる!ということで下北沢へ。

行けばやはり、オアダイさんとか富樫さんとかりっちゃんとか、おしゃべりする人がいて、気持ちが軽くなってくる。「その声どうしたんですか!」って富樫さんに爆笑された。病み上がりにほめるBarやって喉を酷使したからか天龍源一郎みたいなしゃがれ声になってしまったのだ。心配されるかと思ったら案外笑ってもらえて、なんかおれもたのしくなってきた。

そう、正直ちょっとこの声でいるの楽しい。自分の身体なのに自分の身体じゃないかんじ。小さい声で「あー」と言うつもりが自分の想定より多く「あー!」と言う声になったり、サ行はかすれて出なかったり。ギプスをして学校に行くような、なんかいつもの自分じゃないことを楽しんでるような感じ。きっとあと数日で喉はよくなるんだろうけど、それが名残惜しくもある。

とはいえ打ち合わせで伝えたいことをスムーズに言葉にできないのはこまる。取材とかカウンセリングもできないし!なるべく喉を使わないようにせねば、といいつつ明日埼玉でやるフェスに行く予定の調整をしてるのであった。なにしてんのよおれ。

<5/13>
週末は埼玉の東松山でやってたフェスにいったり、神宮球場でヤクルトの応援してたりして、やっと今日からGW明け!という感じ。喉もだいぶよくなったし。やってくぜー!といいたいところだけどやる気が出ない。なにしろもともと気持ちも落ちてたうえに、気圧も爆下がりなのだ。午後には暴風雨になるっていうじゃん。ぐえー。

頭ではやらねば!と思いつつ、身体がついていってないかんじがなんだかもどかしい。商業出版に向けて動いたり、ZINEをつくったり、いろいろとやらなきゃいけないことはあるのだが。この気候ならやむなしっちゃやむなしか。これは奥義「明日から本気出す」を発動するしかねぇ。明日から!本気!出すぞ!!

<5/15>
本屋は心のリトマス紙だ。目的もなくぷらぷらと本屋を歩いてると、やぁやぁ、と自分を呼ぶ本の声が聞こえてくる。そうして、「あ、今の自分は料理に興味があるんだな」とか、「土に触れたいんだな」とかわかるのだ。

ここ数日、気持ちが落ちてる。だから本屋をぷらぷらしていても、最初はぜんぜん本の声が聞こえなかった。

だめかぁ、と思っていたのだけど、5分くらいすると、だんだんとちいさな呼ぶ声がしてきた。よかった。まだ大丈夫みたいだ。

声の主は『セルフケアの道具箱』(伊藤絵美 著、細川貂々 イラスト)。チョイスがいかにも落ちてる人なのだけど、ある意味落ち込んだ時の自分の取説をつくるチャンスじゃん!と開き直って購入。読むの楽しみ。



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