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同情するならほめをくれ。(2/14)

さいきんは朝すっきり起きれない。といっても8時には起きてるのでめっちゃ寝坊してるというわけでもないんだけど、朝になんか気持ちがいちばん落ち込んでいて、布団から出られない。

うつ病の体験記なんかを読むと、やっぱ朝はつらい人が多いらしい(僕はうつ病ではなく、気圧やらなんやらによる瞬間風速的な不調だが)。たぶん、寝起きは深層心理がむきだしにあらわれてるからだと思うんだけど、それを逆手にとって、朝に「おれってまじ天才」みたいに唱えまくると、自己暗示にかかって気分があがるんだって。今日も布団の中で「おれ天才、おれ天才…」って唱えながら起きた。

朝勉強は気持ちが乗らないのでパスして、ちょっと原稿書き。バタバタと出かけて、駅で立ち食いそば食べて、代々木上原の陶芸教室へ。正直、陶芸する気分でもないんだけど、家にいても気分が落ちるだけなので、行くことに。前回かたちをうくった器を、ぐりぐり削っていく。やってくうちに無心になれた。料理をしたり、陶芸をしたり、なにかすることがあるって尊いなー。余計なこと考えなくてすむし。

夕方からは下北沢のボーナストラックに行って、いつも一緒に仕事してるKさんとお茶。ふだんは京都にいる人なのでなかなか会えないけど、たまたま東京に来る用事があるということで。3時間くらい話した。なんか最近、自分ぜんぜんだめだなぁとか思っちゃうんだよね、って言ったら、「いや、山中さんちゃんとやってるじゃないですか。連載やってるし、音声配信もやってるし」とほめてくれた。

そういわれてみればそうだ。自分だと、やってるうちにあたりまえになってきてしまうんだけど、客観的に見たら「よくやってんじゃん」ってことってある。だからときどき他人からの視点でほめてもらうのは大事で、その友人は「ほめて!っていうようにしてる」とのこと。

わんちゃんがお腹出して「なでて!」っていうみたいな感じで、とてもいい。ほめられ力。でも、自分がだれかに「ほめてくれ!」って言えるかと言ったら、やっぱむずかしいなーと思ってしまう。これはあれか、「男たるもの、弱さをみせるのはかっこわるい」いたいな、だるい男性性にとらわれてるのか? 

深層心理がむきだしになっている朝に、これでもかってくらいほめてくれるサービス、あったらいいのに。月3000円くらい払っても契約するかも。

サポートがきましたって通知、ドキドキします。