2024年5月21日-23日の日記

<5/21>
自分との約束を2日でやぶるという失態。「午前中は原稿書く!!」と週末に決めたのに、つい別の作業してしまってまったく書けず。完全にあれだ、「宿題にとりかかろうとすると延々と机の掃除してしまう」現象のソレだ。明日から本気出す(3日ぶり100万回目くらいの決意)。

午後は取材。といってもめずらしく受ける側。ボーナストラックで写真を撮られて、インタビュー。こんな日にかぎって朝セットがうまくいかず、髪型がなんかヘンになってしまってちょっと凹む。ボーナストラックがいかにケアの場であるか、について話した。好きなものごとについて説明するのむずい。いくら言葉を尽くしても「そんな言葉じゃこのよさはつたわらねぇ!」って残尿感みたいなものがのこるのだ。「あなたの恋人の魅力はなに?」って聞かれてうまく説明できないのと同じ感じかも。逆にぺらぺら説明できちゃうのってどうなんだろう。

取材先から原稿確認のお返事メールが届いてて、「才能がヤバいです」と。これまで何度も取材を受けてる方なのでうれしい。正直、記事がたくさん読まれるより取材先に喜んでもらえるほうがうれしかったりするんだよなぁ。「才能がヤバいです」はスクショして、元気がない時にみかえす「心の栄養」フォルダへ即格納。

夕方からK2(下北の駅前にある映画館。穴場)で『悪は存在しない』を観る。これを観客に差し出す濱口竜介監督のキモのすわりようがすごい。ある意味観客への信頼なのか。ひるがえっておれは記事を読む人を信頼できてるのか?とかなんとか思うなどした。この映画、もうちょっと反芻したい。

<5/22>
昨日、家帰って気付いたら寝落ちしてた。そんで、起きたら9時。寝坊だー。ちょっと凹む。べつに疲れるようなことしてないんだけどなー、なんでだろ…。身体回復させたい。ということでchocoZAP契約した。つづくのか俺…?

<5/23>
部屋の中にカメムシがいたから、とっさにコンビニで買ったコーヒーのカップで捕まえ、ゴミ箱にポイっとやってから、しまったと思った。窓から逃がせばよかったのに。自分に余裕がないとこういうことをしてしまう。

週末のほめるBarのために大阪入り。Airbnbで宿借りたのが今里ってあたりで、一緒に行った郡司おじさん(友人)プラプラ散歩したら、なるほど夜の歓楽街なのだな。看板に日本語が書かれてないような韓国料理、タイ料理、ベトナム料理、みたいな多国籍の店が並び、ちょっと路地を折れると飛田新地にあるような料亭風風俗があった。

どの飲食店もディープすぎて入るのをためらった末、いちばんとっつきやすそうな焼肉屋に。20代前半の店長がひとりで営業してた。話が盛り上がり、「ちょっとそっちいっていいですか!」とその人もカウンターのこちら側にきて飲みながらだべる。

「前、芸人と付き合ったんですけど、いつもボケを求められるんでたいへんだったんですよ。でも正直、付き合う相手がおもしろくなくてもぜんぜんいいです。笑いがわかるように調教するんで!」といって、指をぱっちん!と鳴らしながらしゃべる。彼女のボケに対して郡司おじさんがどうつっこんでいいのかわからずまごまごしていると、「そういうのがかわいい〜!」と指ぱっちん。郡司おじさん、まんざらでもなさそうだった。


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