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嫉妬という名の暴走列車

あれは僕が中学生くらいのとき、脳内メーカーってアプリが流行ったことがある。名前を入力すると、そのひとの脳内がどんな漢字で満たされてるのかをみせてくれるのだ。

いまの僕の脳みそのなかはといえば、脳内メーカーにたずねるまでもない。

焦焦焦焦焦焦嫉嫉嫉嫉凹凹凹凹凹凹
焦焦焦焦嫉嫉嫉嫉嫉嫉嫉凹凹凹凹凹
焦焦焦嫉嫉嫉嫉嫉嫉嫉嫉凹凹凹凹凹
焦焦嫉嫉嫉嫉嫉嫉嫉嫉凹凹凹凹凹凹

もう、めっちゃ、焦り!嫉妬!!凹み!!!!なのである。

「あー!!この人おれより若いのにすごい!それにくらべて自分は…」
「どうせ、もって生まれたものがちがうんだわきっと」
「だめだ、なに書いてもうまくいかん…」

と、焦り・嫉妬・凹みが、暴走列車のようにぐるぐるぐるぐる、脳内をかけめぐっている。

しかし、なんでだろ。低気圧のせい?それもかなりありそうだけど、おもいかえせば最近、つくった記事が思ったより反響がなかったりして、そんなタイミングでSNSをひらけば同世代のクリエイターたちがすげえモンつくってるのをみたりして、「おうふ!」と腹にパンチをくらうことが多々あったなーとおもう。

Switchでゼルダでもやって現実逃避することもできるっちゃできるけど、それじゃ本質的な解決にはならないし。あのイチローさんも「壁っていうのは、超えられるひとにしかやってこない」といってたし。もしかしたらこれ、クリエイターとしての成長痛なんじゃないの?と、前向きに捉えることにした。

やるで!こんだけ焦り・嫉妬・凹みに満たされてるんだから、おれは来年はすごいで!!!!と、そんな気持ちになるように、暴走列車の線路の進行方向をがっしゃんと切り替えたい所存である。


*****


ふと思い出して、脳内メーカーを検索してみた。

そしたら、まだあるじゃないの!なつかしいな〜、とうれしくなって、さっそく名前を入れてみた。



どうやら僕、エロ漫画の主人公みたいな脳内をしてるらしい。



サポートがきましたって通知、ドキドキします。