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書を持って旅に出よう。(2/28)

47都道府県でまだ行ってないところがいくつかある。そのうちのひとつが鹿児島なんだけど、この度ついに、鹿児島出張が実現!

ということで、ホテルでこの日記を書いてる。さっきロビーで、天気図ならぬ降灰予想の図があって、「鹿児島きたな!」って感じがしてうれしくなった。

そういえば、受付で「山中です」って伝えたら、「えっと……山中様……予約は入ってるのですが……」と不審そうにしてるので、どうしたのかと思ったら、「山中…散歩様でよろしいですか?」と。予約してくれた方がペンネームで部屋をとってたのだ。「あ、すみません、そうです」と、恐縮してこたえた。ふざけた名前ですよねぇ。

飛行機のなかではずっと本を読んでた。前も書いた気がするけど、おれは長距離移動が苦手で、だから旅行もそんなに大好き! というわけじゃない。でも、本をたずさえて旅をするのは好きだ。

旅のお供に本を持ってく、というより、読書体験をゆたかにするために旅をしてる感じすらある。書を捨てよ街に出よう、ならぬ、書を持って旅にでよう、というスタンス。今回の出張では、土門蘭さんと桜林直子さんの往復書簡『そもそも交換日記』を読んでる。

きっといつか、本棚にあるこの本がふと目に入ったとき、桜島の噴煙や焼酎の味を思い出すんだろう。

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