雨は日記となじむ。【8/29の日記】

なんにも予定がないけど、なんにも予定がないゆえに、家にいたらダラダラしてしまうな、と思い下北沢へ。行きしなにミスドでアイスコーヒーとオールドファッションを買う。

すこし原稿を書いたのち、ボーナストラックにあるキッチンスペースへ。毎週決まった日においしいご飯を出してくれる「定食めしの」の日。今日はアジフライと唐揚げのミックスフライ定食。唐揚げをかじると、これは！　肉にしっかりと醤油の下味がついていて、ここ最近たべた唐揚げのなかでもトップクラスの美味。「下味がさいこうですね」といったら、向かいで食べていたうえはらさんに「目のつけどころが通ですね」といわれた。

昼すぎにはしとしと、といった具合だった雨が、だんだんとつよくなり、15時くらいにはざーっという大雨に。ボーナストラックには、屋外にもタープやパラソルがあって、その下を島から島へとびうつるみたいに駆けていけば、雨を避けて移動できる。日記屋月日に駆けこみ、コーヒーを買った。雨で気温がさがってたから、なんとなくホットを。ホットのコーヒー、いつぶりのほっとだろう。

そしたら、いつもの店員さんから「雨の日にくばってるんです」と、本を頂いた。雨の日の日記集らしい。また島から島をとびうつってコワーキングスペースに戻る。本はすこし雨に濡れたけど、なんだか表紙に雨のしずくのあとが点々とついているのもいい感じだ。ぱらぱらとめくってみると、みんなで雨宿りしてるような気持ちになる。雨は日記となじむのだな。