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一歩を踏みだすのがこわいなら、まず「ひとこと」から。

「ブログを書きたいから、アドバイスしてほしいんです」
っていう相談が増えてきたのが、けっこう嬉しかったりする。

「思いを言葉にすることによりそう」ことは、その人の大事な一歩を、その手前で支えることになると思うのだ。


僕は元来ビビリなので、一歩踏み出すことが苦手だった。

たとえば、写真を始めたから写真展を開催したい、と思っても、その一歩がこわい。「あいつあんなことやってるよ」なんて思われて、どんずべりしたらどうしよう、とビクビクしてしまう。

そういうときは、「写真展をやりたいと思ってるんですよね」と、文章に書いてみる。noteみたいな長い文章がむずかしければ、Twitterで140文字でつぶやいてみるのでもいい。とにかく、言葉にしてみる。

そうすると、「いいじゃん!」とはげましてくれたり、「何か手伝うよ」と手を差し伸べてくれる人があらわれる。

気づいたら、あら不思議。あんなに怖かった一歩を踏み出してる。
っていうことがあるのだ。



一歩踏み出すことがこわいなら、ひとことからはじめてみればいい。
ひとことを言葉にするのがむずかしけば、人の言葉に耳を傾けることが得意な誰かに聴いてもらえばいい。
その「一歩未満」が、その後の歩みをおおきく変えたりする。

僕が33年のビビり人生のなかで学んだ、数少ない教訓のひとつがそれで、ビビりのベテランの域に達してきた身として、同じように一歩ふみだせずに悩んでいる人のそのひとことに寄り添えるのはとてもうれしい。

そういう言葉に出会えるときは、この仕事やっててよかったなぁと思う瞬間のひとつなのです。




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