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明日やろうはごきげんやろう

実はしばらく調子がわるくて、昨日まで「はぁ、生きるのしんど…」てな具合の日々だった。なんでかわからないけど。

借りた本も読む気にならん、映画もみれん、という状態だったのだけど、たまたまスマホをいじってたらamazonで坂口恭平さんの『よみぐすり』という本の情報が目に飛び込んでみて、なんとなく惹かれたので読んでみたら、これが今の僕にはめっちゃ薬だった。

「わたし無能だけど、やりたくないこと1秒もしてないから、体調だけはいい!」

てな具合の坂口さんの言葉が、なんだか沁みてしまい。あー、これ沁みるってことは、やりたくないことやってんだなと。

やりたいと思ってはじめたことが、いつしかやらなきゃいけないタスクにすげかわってしまうことってある。「あれ、なんでやってんだっけ?」って頭に浮かぶ疑問を、「いやいや、明日やろうはばかやろうだ!」って言葉をぶつけてうちけして。

でも、「楽しいことやろうぜ」と坂口さんはいう。ほんとそれだ、今の僕に足りなかったのは。

「明日やろうはばかやろう」という考え方を捨てて「明日やろうはごきげんやろう」という考え方にしてみたら、すこぶる気持ちが楽になった。

昼から飲むビールのうまさは、ごきげんやろうしか味わえないうまさだ。

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