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あなたは僕の猫ですか虎ですか。

他者と生きる他者と生きる他者と生きる。

そう念仏のように唱えないと、猫が虎のように見えてしまって、誰かと関わることを過剰に避けてしまう時期がある。猫は好きなのだけれど。

そうして、人と関わらないでひたすらyoutubeみたり漫画読んだりする「虎期」を過ごしていると、ストレスはないのだけど、段々と気分が落ち込んでくる。
ということを、コロナ禍で人とほとんど合わないような時期を経て、痛感した。

「虎期」には、ふしぎと「猫期」へと促してくれる人があらわれる。かたくなな僕の心を素知らぬ顔で(ひょっとしたら気づいているのかもしれないけど)「お茶でも行こうよ〜」とか「散歩でも〜」とか、声をかけてくれる。「にゃあ」と近づいてくる猫みたいに。

それで、おそるおそるその誘いにのってみると、「あ、おれ最近、人のことをこわがりすぎてたな。愉快な人と関わるのって楽しいことだな」と、思い出せるのだ。僕はそういう猫、いや人の存在にほんとうに救われてる。

さいきん双極性障害の記事を書いてることもあって、僕は診断がくだるほどでは全然ないとおもうのだけど、「猫期と虎期」の振れ幅は人よりもあるのかもしれない。でも、まわりにいる人たちのおかげで、ちょっとずつその幅は狭くなっている気がする。

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