ちょっと思い出しただけ【6/15-6/16の日記】

<6/15>
1年前に別れた恋人と、別れた日ぶりに再会。よく行ってた多摩川沿いのカフェで夕飯をば。

といっても、ヨリを戻すとかそういう気配はぜんぜんなく、近況をあれこれと話す。「付き合ってた頃はあんまり本音で話せなかったけど、今日の方が話せてるよね!」って二人で笑った。皮肉な気もするし、でも、そういうものだよなぁという気もする。

9時ごろになり、そろそろ帰ろっか、ということで店をあとに。付き合ってた頃は家まで送ってたけど、じゃ!といって改札前で別れ、振り返ることもなくそれぞれの帰途につく。それぞれの人生。

<6/16>
しばらくできてなかった掃除やら洗濯やらをしたのち、1ヶ月前に契約して一度も行けてなかったchocoZAPへ、ついに!運動って、やる前は「めんど!」って思うけど、いざやっちゃえば気持ちいいんだよな。ちゃんと習慣にしたい。

夜は六本木でイベントへ。といってもウェイウェイするクラブイベントじゃなく(そういうの苦手)、カフェで「家族」をテーマにおしゃべりする会。社会的養護に関する活動をする知り合いに誘ってもらったのだ。

ふだん「家族」ってテーマは気軽に話せるわけじゃなく、「この人はどの程度話してだいじょぶかな?」っていうラインを見極めながら話してる。だけどこの日は、シングル家庭で育ったり、児童養護施設出身だったり、親とうまくいっていなかったりと、家族に関していろいろ思うところがあって、世の中にあるいわゆる「幸福な家族像」に染まってない人たちが集まっていたので、「こういうのモヤるよね!」「あるある!!」みたいに、めっちゃ盛り上がった。

「マッチングアプリとかで出会って、いいなーと思っても、『好きなタイプは親を大事にしてる人です』とか言われると、ああ〜ってなるよね」
「わかる! いろいろ事情がある立場だと、それ言われるとしんどい〜」

とかとか。

「いいパートナーシップのためには、おたがいの愛着スタイルを知った上でその課題にも一緒に向き合える関係を築けるといい」って話、ほんとそれな、と思った。それがむずかしいんだけどさ!でも大事ね!

帰りの電車で話を振り返りながら、おれが興味あるの、「関係性のリテラシーをたかめる」ことなのかもしれない、と思った。家族にしろパートナーにしろ友人にしろ、いい関係と有害な関係を見極めたり、いい関係をつくるために必要なことを行動にうつせたりする力。そういう力をつけるために、いろんな家族を取材しているんだな、と。そういう力があったら前の彼女とも別れなかったかも?いや、そんなことないか。うん。

その後、下北で友達と飲んで、カラオケへくりだす。ついついというか案の定というか、終電ギリギリになっちゃって駅に向かって走った。夜風が頬をなぜて気持ちよかった。


サポートがきましたって通知、ドキドキします。