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ふたりよりそって歩いて、嫉妬心、劣等感、ヨイヨイ。(1/21)

午後、雨が小降りになってきたので、妙蓮寺でおこなわれてた「本や街」へ急いで向かう。まちの何箇所かで、トークイベントや出展、まちあるきなど、本にまつわる催しが行われるイベント。気になる著者さんも出ていたので、雨が止んだら行こうと思っていたのだ。

さくさくまわるつもりが、はじめに訪れた古民家で著者さんやお客さんと話し込んでしまって、まわりきれず。しかし悔いなし。以前著書を読んで、すごいもの書くなぁと思っていた小指さんや、矢萩多聞さん、東郷清丸さん、すなばさんや西川タイジさんたちと話せたのでよかった。あるお客さんとも、「ヤバい親との関係がいかにヤバいか」という話題で話し込む。本との出逢いはそのまま人生との出逢いだなぁ、と思う。さいごに東郷清丸さんのライブにも参加。炭坑節が沁みた。つきが〜、でたで〜た、つきが〜でた、ヨイヨイ。

帰り道、男子高校生たちが大声でGReeeeNのキセキを歌ってた。「ふたり寄り添って歩いて♪永遠の愛をかたちにして♪…」まわりの通行人なんて気にすることなく歌う、坊主頭の高校生たち。いい光景だなぁ。肩組んでいっしょに歌いたかったけど、やめておいた。35歳なので。

しかし、すばらしい作品やすばらしい作家さんに出逢うと、感動する反面、すこし心がざわつくのだ。いつになったら、この嫉妬心や劣等感とおりあいをつけて、純粋な気持ちでその出逢いを喜べるんだろう。それは僕がなにかをあきらめることができたときなんだろうか、それともなにかを成し遂げたときなんだろうか。


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