【読書ノート】〜常勝チームを作った最強のリーダー学〜
実は本書、1〜2年前に読んで以降
本棚に飾ってある状態だったが
積読も貯まりに貯まってしまったので
本棚整理も兼ねて再読したが
改めて良い書籍だなと思った。
著者である黒田剛さんは
現在J2リーグの首位を走る町田ゼルビアの監督を務めている方で
本書は2020年2月に出版されたものですから
そこから約3年…やはりすごい人なんだなということがここまでの町田での快進撃が物語っています。
彼の言葉は刺激的でもあり、
人によっては挑発的と捉えられるかもしれませんが、人を感化させるものがあると冒頭の文章から感じ取りました。
「そもそもリーダーの仕事は、ただ与えられた作業を的確にこなすことではない。(中略)
誰もが望む居心地のいい組織にしたいのであれば、それは仲良しピクニックや修学旅行の班長レベルだろう」
これはある意味でぬるま湯に浸かっている
指導者に向けられた強烈な言葉かもしれない。
私自身も自覚はある。
仲間に嫌われたくないとか
皆が共感できる組織にしたいとか
もちろんそれは悪いことではないが
そういった組織は結束力が強いようにみえて
案外脆い気がするのだとふと考えた。
「人間は求め続けなければ何も変わらない
求め続けることの意義を理解できなければ、自己の発展はない」.
全くその通りだと思った。
同時に行動を起こさないといけない。
人は行動でしか変われないのだと常々思う。
もっとも行動を起こす、継続するための
日々の目標設定やモチベーション管理などが
今の課題でもあると自覚している。
一部抜粋して書き出したが
私自身もまだまだ読み尽くせていないし
本書の言葉を実際の行いとして還元できていない
部分が多々ある。
正直、読書に即効性はないと思っていて
ただそれは無駄というわけではなく
これが1週間、1ヶ月と時間が経つと
ふとした時この言葉と行いって前読んだ本にも
書いてあったなと実感する時がある。
焦る必要はないが、常に自分自身に変革を起こせる自覚は持っておいて損はないだろう。
「私は進化し続ける」このことを念頭において日々暮らしている。
本書はそのための助けとなった。
ぜひ一読してみてほしい。
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