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「Dassai Blue」(獺祭ブルー)が日本上陸

 毎年、お招きいただいている東京獺祭の会に参加してきまた。会の盛り上がりが最高潮(要は酔いがまわってきたタイミング)に、特別イベントとして「Dassai Blue」(獺祭ブルー)が振る舞われました。この獺祭ブルーはニューヨーク(NY)のマンハッタンから北に2時間以上行ったハイドパークにオープンした酒蔵で醸造されたもの。

米国でオープンした酒蔵

 国内では未発売。米国におけるアルコール消費の市場規模の中で日本酒が占める割合が0.2%であることに着目。桜井社長は「日本食のお供という壁を越えるためには、米国に酒蔵を出す必要がある」との想いから酒蔵をつくられたとの背景が語られていました。

山田錦とNYの水で作った獺祭ブルーは、やや甘めですっきりした少しフルーティーな味わいでした。すでにNYの小売店及びレストランで流通が始まり、小売価格は34ドル99セント。獺祭ブルーに最も合う料理に関して、桜井博志会長は「ステーキ」、桜井社長は「生ガキ」と回答。最大のライバルである、国内産の獺祭とともに大きく成長することを期待しています。

ちなみに獺祭の会では漫画家の弘兼 憲史さんと久々の再会がありました。前職時代はお世話になっておりましたが、5年以上ご無沙汰状態でした。なんと『「獺祭」の挑戦』と銘打った物語の漫画化をされるなど、桜井会長・社長の取り組みを応援されていることを知りました。弘兼さんは岩国出身で獺祭は故郷の酒でもあります。熱い想いを伺う機会にもありました。


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