空気を読める人よりも読まないで行動する人が本当に凄い人だという話
だいぶ前ですが、KY(空気読めない)という言葉がちょこっと流行りました。
「おまえ、KYだよなー」
「おれ、KYだからさ!」
なんていう感じで使いますが、これはもはや誰も使わなくなりつつあるのかな??
今回は、この『空気を読む』ということについてちょっと考えてみようと思います。
空気って読めたほうがいいの??
KYって言葉は、場の空気を読まずに発言・行動する人を揶揄するような意味合いがあります。
つまり、ちょっとネガティブな表現として使われてるんですよね。
でも、改めて考えてみると、そもそも空気って読めたほうがいいんでしたっけ??
空気を読むことのメリットは、
・会話の流れを変えずに済む
・周りの意見に同調することで変な人に見られない
・周りの期待通りの動きができる
といった感じでしょうか。
まぁたしかに、空気を読むことによっていくつかのメリットを受けることができそうです。
メリットがあることはわかるので、逆に空気を読むことによって発生してしまったデメリットもいっしょに考えていきましょう。
メリットとデメリットは表裏一体なので、空気を読んだことにより起こりうるデメリットは、
・会話の流れを変えるようなインパクトを与えられない
・周りの意見とは別の観点で意見することができない
・期待以上の動きができない
となります。
どっちが良いとか悪いとかは人それぞれですが、どうやら空気を読んだことによる弊害もやっぱりありそうです。
成功したいなら空気は読むな?!!
僕が思うに、世の中のいわゆる成功者と呼ばれるような人たちは、基本的に全然空気読めてないです(笑)
正確に言うと読めてないというよりは、読んだうえで読んでいないかのように行動してる人たちです。
そりゃそうですよね。
空気を読んで、周りから一歩抜け出そうとせずに何もしないでいたら、周りと同じようになっていくので成功という方向に進むわけがありません。
イチローは周りが引くくらい練習したからイチローになったわけで。
本田圭佑は周りが引くくらいビッグマウスだから本田圭佑になったわけで。
孫正義は周りが引くくらいリスクを取ったから孫正義になったわけで。
※もちろん全員挙げた例えだけが成功の原因ではなく、いろんな要素があることは大前提です。
彼らが空気を読んで、世間一般の普通の人たちと同じ行動しかしてなかったら今の結果はありません。
メジャーリーグのレジェンドも、日本人初のACミランの背番号10も、日本を代表する大企業もなかったのです。
そう考えると、空気を読めない(読んだうえで読まずに行動する)というのは、むしろ今の日本人に必要な要素な気がしてきました。
つまりどゆこと?
ここまでをまとめます。
「空気を読む」ということについて、僕らには選択肢がいくつかあります。
1.空気を読めない
2.空気を読む
3.空気を読まない
1は「読めない」のでどうしようもありません(笑)
空気を読める人には、2と3の選択肢があります。
・周りに合わせて常識人として生きていくなら2
・周りから一歩突き抜けたいなら3
ということですね。
「なんでもかんでも空気を読まず3を選べ!」と乱暴なことを言うつもりはありません。
思考ゼロで自動的に2を選んでしまってる人は、ちょっと立ち止まったほうがいいかもしれませんということです。
ときには3を選んで、空気を読まずに行動することも必要なのかもしれませんよね。
過去の常識に盲目的に従うのではなく、本当に必要な行動をちゃんと考えていけるようにお互いしていきましょ!
それでは!!
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