【１９８日目：毎日ご相談回答】人から信頼されるために、気を付けていることはありますか？

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ご相談ありがとうございます。

人から信頼されるために気を付けていることはありません。

「人から信頼されるため」という自分が損しない利益だけ得るにはどうしたらいいという功利主義的思考は、結局は、持続可能な人からの信頼を得られないことだと考えているためです。

じゃあ何をしているのよっと突っ込まれそうなので答えると、ありのままの自分を凸凹のままでとことん信頼することをしています。

良習慣で意思力を高め、自分の意思で上機嫌な楽観主義を選択する。

自分の間違いをその瞬間笑い飛ばしてから、
何度も挑戦する姿勢を持ち合わせている。

世の中のほとんどが自分の知らないことだらけであるという無知の知を基本、能動的読書を通して熟知しており、コミュニケーションを取る相手に卑屈や傲慢にならずに、自然体で無知の知を体現している。

そして、時々依存症的行為を繰り返す。
夜眠れなくもなる。

そんなありのままの凸凹の自分をとことん信頼しています。

このそのまんまの自分を信頼するところがポイントです。

日本酒の純米山廃大吟醸のような上澄みの澄んだ自分の良いところだけ切り取って信頼しても、そこに精神的なねじれの構造が生まれます。

なぜなら、一部の認められていない自分がより不満を持つんです。
そして、認められていない部分の自分が、人に投影され卑屈になってみたり、傲慢になってみたり、甘えてみたり、依存症的行為を繰り返したりします。

そうじゃなくて、どぶろくのような雑多な自分も受け入れればいい。

そして、自分自身のことについてもまだまだ知らない自分もいるよねという姿勢も大事。
それも含めて信頼しているという気持ちです。

これって、自分のことについて書いてきましたが、これをそっくりそのまま目の前の人についても言えるわけです。
他人の場合は見えていない部分がもっとあると思います。

自分という一人の人間の可能性にいまだに出会っていない部分も含めとことん信頼を置く姿勢を継続的に行うと、それがコミュニケーションする際に、他者を見えない部分も含めて、基本信頼する姿勢につながります。

そして、その中から私のことを信頼してくれる
人が現れる可能性があります。
時には運の要素もありながら、相手の心身の健康も良い状態ならなおさらです。

人から信頼されるために何に気を付けたらいいか？という問いを考えているうちは、私の場合は、人からどう見られるように行動したらいいかのようなストレス過多になりそうな思考になりがちでした。

まずは、まだ見ぬ自分も含めて、自分をとことん信頼してみませんか。

この頃学んだことに
心理学主義というイデオロギーがあります。

例えば、2000年以降特に、精神的な疾患や
疾患までいかなくてもその傾向がある人の
分類用語が増加してきました。

人間は私もそうですが、言葉で固めないと伝えられない限界があります。
心理学にもその限界があり、例えば、どんな人でも環境と状況ではネガティブな思考に陥る傾向があるのに、心理学主義はそれを変えられない性格とまで落とし込むイデオロギーです。
私の言葉で言えば、心理学依存ですかね。

そんな時の突破口が言葉で固める以前の自分の五感と脳内に自動再生される過去の記憶や未来の想像です。
冷静に考えればわかることなんですが、自分こそ多様性の塊なんです。心理学の使い方を間違えているんです。
例えば、心理カウンセラーとの対話は、心理カウンセラーの方から助言される場所ではありません。
凝り固まって自分の一部分が自分のすべてであると思い込んでいる姿勢から自分の中の多様性を少しずつ発見していく精神的挑戦の場です。

自分をこうと決めつけるアプローチから解き放たれ、未知なる自分も含めて、自分の多様性を感じ、自分をとことん信頼していくことから始めてみませんか。

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