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50%が根性、50%が工夫で決まる話(1/2)

今年春、僕は受験勉強を終え、大学に入りました。

有名国公立大学を目指したものの、結果は不合格。さらに早慶レベルも全落ちし、MARCHレベルの大学に入学しました。

ふと感じたのは、

「自分、根性だけで進めてきたから、負けたんだ」

ということ。

僕は高校1年から既に大学受験を意識していました。

当時から誰よりも受験を意識していた自負があり、部活終わりは直帰して勉強。定期テストは毎回良い結果が出なければ死ぬ気持ちでやりました。

当時、自分は「誰よりも勉強しているんだから、成果は必ず出るはず」と信じ、突き進んでいきました。

そう、「根性」です。

元々何事にも耐えることが得意だった自分は、毎日我慢して学校の勉強を進めていきました。そのおかげで中学では好成績を残して第一志望の公立校に合格し、高1も上位10%の成績で進級しました。

しかし、高2になってからというもの、勉強をやってもやっても点数や偏差値は伸びなくなりました。

後で自分で研究して分かったことですが、多くの高校で高2から始まる教科、特に数学ⅡB、物理は「問題集の問題を暗記するだけでは通用しにくい」ものです。

そこで、自分はもっとやらないとと思い、さらにストイックに勉強。移動時間の英単語帳は当たり前で、休み時間や部活の合間に人目を避けて勉強していました。

ここまでくるともはや異常者です。

その根性で、言い換えればその根性だけで、高3を迎えました。

私が通っていた高校では9月に体育祭が開かれるため、その準備で勉強が夏休みに思うようにできません。

僕は多忙の準備期間の中で勉強する時間を徹底的に絞り出し、隙あれば勉強の生活を送りました。

少しでも何もしない時間があると焦りが止まらなくなってしまいます。

そして秋。

ここで苦しみます。

やってもやっても成果が出ない。

現役生であれば秋に成果が出なくて当たり前の話ですが、自分はこれまで長い期間勉強に魂を売ってきたこともあり、受験期に苦労しないように勉強してきた思があったため、ここまで来ても成果が出ないことに徐々にいら立ちを感じ始めました。

さらに焦りから暗記だけしかしないようになっていきます。もう時間がない。とりあえず暗記しておけば何とかなるだろうという気持ちが出てきました。

加えて、志望校の悩み。防衛機制からか、自分の人生について考え始めるようになりました。毎日、「自分は何者か」ということについて、調べもせず、無駄な悩みを繰り返しました。

結果、早慶以上は全て不合格に終わりました。

全ての受験を終えてストレスから解放され、冷静になった時、自分の過ちが腐るほど思い返されました。

その過ち、反省点がこちら。

1、焦りは人間の思考を鈍らせる

2、根性主義は暗記にしか通用しない

3、根性だけでなく、工夫も取り入れるべき

4、高校でちゃんと思い出作り、社会経験をすべき

どう改善すればよいかについては、次の記事でまとめたいと思います。



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