見出し画像

【ReGLOSS】もしかしたらホロの新人は苦戦するかもしれない件について/ホロライブ

最近は自由に使える時間を殆どガンプラや30MMというプラモデル作りに充てているのでブログの更新頻度が下がっています。ホロライブについては幸い作業しながら視聴だったので視聴頻度は変わっていません。

さて、ホロライブから新しいグループとして「ReGLOSS」がデビューしました。最初にリリースを見た時にかなり意外なタイミングでしたが、明確にJPと分けてきて7期生という括りでは無かったのも意外でした。

このReGLOSSですが売れるか売れないか、世間一般で言う所の成功するかしないかで言うと少し厳しいかもしれません。或いはこれまでのホロメンと比べると時間が結構かかるという形になるかもしれません。

・タイミング
・箱推しの絶対数
・ユーザーのキャパ
・他社VTUBER含めた飽和感

主にはこの4点があるというのが直近の業界印象からの感想です。
タイミングについては前述した様に意外なタイミングという様に書きましたが、「ちょっと遅かったのでは」というのが僕の印象です。これについては2つのケースがあると思っていて、①6期生HOLOXの1年後のタイミング(2022年11月くらい) ②HOLO EARTHなどのメタバース系の大きなリリースと絡めたタイミング の2通りです。
ただ①について言えば7期生という括りにするのが綺麗な形ですし、恐らくですがカバー社が考えるよりもホロライブ全体でのファン数の増加ペースが鈍化していたというのがあるかもしれません。
直近1年では市場の中でユーザー数が増えるというよりは、現在の規模感で今のユーザーに対してより深く根付いていったというのが僕の印象です。例えばこれまでなかった様な企業とのコラボやタイアップや企画の実現、ライブ技術の進化や配信技術の進化による没入感の向上などです。これは新規でのユーザーを増やすというよりは既存のユーザーの満足度を上げる方向性の動きです。
そういう意味では横に広がるというよりは、縦に広がるという感じですね。

憶測にはなりますが、こうした状況の中で横の広がり(新規拡大)を図る目的も今回のReGLOSSにはあるのかもしれません。当然新しいVTUBERという事でホロライブ推しではなかったVTUBERリスナーが見る可能性があるので。また、見てみると既存のホロメンと被るキャラ設定の人は見当たりませんが、他社のVTUBERで少し被るなという印象の人は居たりします。その場合リプレイスが起きる事でホロライブユーザーの数を増やすメリットもあります。

別の側面から見ると、活動頻度が低下しているホロメンも居る中で、他社VTUBERに流れるのをReGLOSSに向けさせるという点でも新人デビューというのはメリットがあると思われます。

既存のリスナーについては既に固定の推しがいるか、箱推しで全体を出来る限り追っているという状態かと思います。ただ、VTUBERは長時間配信などが絡むのでユーザーの可処分時間についてはすぐにキャパオーバーになります。これは5期生、6期生あたりがデビューしてより一層顕著になった様に思います。特に箱推しの人については時間をどう使っていくかと言うのは悩ましい部分という人も一定数居るかなと思います。
そういう意味では既存のホロライブリスナーから固定ファンをReGLOSSが獲得していくのは4期生、5期生、6期生と比較するとより一層ハードルが上がっているのではないでしょうか。

最後に個人的な感覚にはなるのですが、VTUBERについては1年前2年前と比較すると飽和感に近い空気感があります。飽きたというのとは違います。一番相応しそうな言葉で言うと「慣れた」が近いかもしれません。

この数年で本当に多くのVTUBERがデビューして僕もかなりの数のVTUBERを目にしてきました。本当に様々なタイプのキャラクター、設定、配信スタイルなどがあり、定番的なものから突飛な設定のものまで、ある意味出尽くした感もありました、キャラクターについては。

例えるなら、数年前までは田舎の商店街程度のお店しかなかったけど今では超大型商業施設が幾つも揃っていて、選びたい放題で何でも選べる、という状態です。

こういう選択肢が増えた状態の時に強いのはブランド力とプロモーションですが、今回のReGLOSSについては僕が見る限りでは強めのプロモーションは打っておらず、ブランドについてもJPから外れるという形なのでその2点には頼りっぱなしではいられないのかなという感じです。

こうした部分を鑑みて、これまでのホロメンと比べると登録者増加やファン獲得については違った速度感になるのかなという印象を受けました。
これが良いか悪いかというものではないですし、一般的なVTUBERと比べればホロライブからデビューするというだけで市場的に見れば最上級のプロモーションであるのは間違いないですから。ただ、4期~6期のホロメンと比べるとそういうバフ的なものは無い状況を進みそうな印象を受けたという事です。


僕が上記に書いたような事がなく、順調に人気が出ていけば良いですが、書いたような感じで苦戦したりした場合、叩いたり罵詈雑言を言う人も出て来たりすると思います。特にまとめサイトなどでは「ReGLOSS全然ダメ笑」というような記事もすぐ出たりするでしょう。
ですがタイミングや環境、状況的にそもそもこれまでよりハードルが高いレースに臨むようなものなのでそういう視点で見ていければとも思います。


追記 2023年9月14日

先日行われたReGLOSS4人の初配信を見ました。
僕が想像していたよりもそれぞれの個性、キャラクターもこれまでのホロライブに無い尖った印象のものでした。

また、9月14日時点でのそれぞれのチャンネル登録者数は10~15万弱という感じです。これも僕が想像していたよりも少し多い数値です。YOUTUBEのバグなのか登録者数増減エラーも出ているというのもネットで見かけたので1割くらい減少はしているかもしれません。

初配信を見て本記事で書いた苦戦についてはやはり可能性として高い様に思います。ですが繰り返しになりますがそれはあくまでも既存のホロメンと比較した場合という感じです。半年間ホロライブでコンスタントに活動を続ければ登録者数は30万40万はいくと思いますし、それだけの数で、アクティブなファンが1~2割いれば収益はかなりにものになるので俯瞰して配信やタレント活動という点で見れば大成功を収めるといって差し支えないでしょう。

加えて既存のホロメン、カバー社にとってもプラスになるのかなと思います。僕が見ているだけでも毎月様々な企画が発生して、イベントも多岐に渡りますので、恐らくメンバーが増える事で事務所からタレントへ振られるリソースについては若干分散されるでしょう。
僕であればみこちの配信を追っていますが、ここ数カ月は企画、イベントによって配信頻度が低下しつつ、去年よりも疲弊している印象を受けます。プライベート等も影響はあるでしょうが、身内の不幸などプライベートでの事と言うのはあって然るべきものとして見ておかないと瞬間的にパンクする事になります。可処分時間があまり無い状態での活動はストレスなどの影響も大きいので、タレントが増える事でリソースに余裕が生まれるのは全体にとっても良いと思います。


余談ですが、YAGOOのTwitterを見ていてこの数カ月でホロスタへの諦めがもしかして生まれたのかなという印象があります。これは本当にソースなどは全く無い印象という感じですが。理由としてはツイートの際の言葉選びで、「あれ、何か変わったな」という漠然としたものです。
客観的に仮説を立てるとすれば上場後の影響や忙しさがプラスされた事で相対的にホロスタの優先度が下がったという可能性はあるかもしれません。

YOUTUBEが活動の主体で配信というスタイルである場合、デビューから数カ月、注目度がある内にそれを伸ばすか最低でも維持させないと伸び悩みの沼に入るというのは色々な人を見ていて思います。次から次へと色々な人が出てきますので一旦話題の範囲から外れてしまうと登録者50万、100万というのは遠のいていく感じです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?