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凄十をもらったので愛を込めてプレゼンしてみた。

先日、知人から差し入れで「凄十」というなんとも力が漲りそうなドリンクをいただきました。


パッケージはコンビニなどで見たことはありましたが小生、俗に言う「精力剤」なるものは試したことがなく、一体どんな成分や効能があるかとても気になり、こちらの会社のホームページと商品ページを見てみることにしました。


拝見させていただいたところ、私の認識の遙か向こう側の商品であり、小生、凄十というものを全く知らずに生きてきてこちらの会社さんやブランドに悪いことをしたなと自責の念にかられてしまったのでこちらのブログでは凄十の脅威のパワーや私たちが抱きかねない間違った概念をぐるっとひっくり返すようなプレゼンをしてみたいと思いました。



これを読んだらあなたは明日、なんなら今からコンビニに行き、凄十を手にしてしまうのではないかと思いますので最後まで読んでいただければ幸いです。


〜凄十とは〜

まず初めに凄十というものがどのようなものか公式ホームページを見てみました。


このホームページを見る前、私はこの凄十という商品を「精力剤」という男性の精が付く鰻のようなものだと思っていました。


以下ホームページ文

凄十とは
ABOUT
全地球から生まれた厳選素材をふんだんに使用。
大地のチカラを宿す「宝仙堂の凄十」。
地球由来のエナジーエッセンスが、
あなたの心と体に炎を燃やす。
宝仙堂が⻑年の知見を基に開発した、
ニッポン発のエナジードリンク&サプリメントです。



とのことです。
ここでまず思ったのが私がずっと思っていた「精力剤」は確かに言い方で「サプリメント」や「エナジードリンク」ではあるなと思いました。



「精力剤」と聞くと40歳~くらいの男性に活力を与えるようなドーピングのような感覚で捉えがちでしたが、「サプリメント」と聞けば、今身体に足りない栄養素を補うものとして摂取しても何ら問題は無いと思いますし、なんなら身体にいい事な気がしてきます。



またホームページのトップには溝端淳平さんや紫吹淳さんを配したCMも配置されていて全て拝見したところアスリートやアーティスト、会社員の方など現代社会で戦う人のためのドリンクだとプロモーションしている様子が伺えます。




こだわれ、勝ちに。


というコピーもレッドブルの翼をさずけると同じように頑張る人の背中を押したいという気持ちが強く感じ取れます。


全地球、大地のチカラ、エナジーエッセンス、心と体に炎を燃やすなど、言葉が壮大なスケールを想起させ、仙薬のような存在に思いがちですが、「誰にでも飲んでいただける地球由来の栄養ドリンク」であるのではないかなと思いました。


ここまででも私が思う凄十のイメージが如何に歪んでいたかがわかります。



宝仙堂の凄十公式チャンネルの動画でも若い人はこういうの飲まない方がいいと思うなどとネガティブなコメントもあったりしますがそういった方には是非ホームページを見ていただきたいと思っています。



この時点までブログを書き進めている時に、Googleで凄十のホームページに何回もアクセスしたのですがどうやらGoogleさんも凄十をただの精力剤と思っているのかスポンサーサイトに「男精力をアップさせるサプリ15選」などという下賎なサイトが表示されはじめました。



いやいやいや、Googleさん、あんたなーんもわかってないよ。こちとらサプリメントですよ、そんな単純な発想やめてくださいよと突っ込みたくなってしまいますね。





気を取り直してホームページを読み進めて行くと凄十開発に対してのこだわりを感じるバナーが出てきました。


以下ホームページ文

凄十の
こだわり
STRENGTHS
凄十を完成に導いた、
唯一無二の宝仙堂フィロソフィ。
宝仙堂が長年にわたって人の心と体を考え続け、
培ってきた経験と叡智えいちの結晶。
そこから生まれた「4つの真髄」が、
厳選された素材たちを凄十へ昇華させました。
弛まぬ研究から導き出された理を凝縮した、
自信の逸品です。



との事。理を凝縮など厨二が喜びそうな匂いがプンプンしますね。


バナーを開くとそこには
1、配合の理
2、素材の優位性
3、パッケージデザイン
4、人生のステージを一段上げてくれるプレミアム感

という4つの真髄が出てきます。

真髄のひとつがパッケージデザインなのは驚きでしたが今までいいイメージで進んでいた凄十への理解でしたがこの真髄達を見始めて少し怪しくなってきました。



1の配合の理については詳しいことも書いてないのできっと製品としての弛まぬ研究開発があったのだろうなと伺えます。



問題は2、3、4です。問題の小さな3→4→2の順番で突っ込んで行こうかと思ます。



まず3のパッケージデザインです。

以下ホームページ文

パッケージにおいて象徴的に燃え上がる炎は、 私たち宝仙堂が強くこだわった部分です。
人類は火との出会いにより急速に進化し、 文明を築き上げてきました。
その原動力となった精神的エネルギーと肉体的エネルギーは 生命力そのもの、私たちは生命力の強さに”炎”という 象徴をみたのです。そして、その炎(生命力)を宿した、 凄十を生み出しました。激動の時代において、 誰でも気軽に心と身体に火を灯せる事を、切に伝えたい。
この想いをトップページスライドのストーリーで表現しています。

と書いてあります。




私はこの真髄を見る前にこんなシーンに凄十というページを見ていてそこには凄十がおすすめするシーンを想起させるイメージとテキストが書いてあるのですがそちらを読んでこう思いました。



消極的な感情や
沈んだ気持ちを
切り替えたい時に

↑↑↑わかる。



大切なプレゼン
絶対に
決めたい時に

↑↑↑わかる。



ライブを共に戦い抜く
アーティストと
そのファンに

↑↑↑わかる。




電脳を高めたい
オンラインゲームの
ログイン前に

↑↑↑わかる。





ラグジュアリーホテルの
オシャレ⼥⼦会
映えたい時に

↑↑↑ん?全然わかんない



となりました。
前述にも述べましたがここまで私が凄十に対して持ってるイメージは「サプリメント」に近くなっていて、使う人も老若男女に親しまれるものかと思っていましたがこの女子会で凄十を飲む。というシーンは残念ながら私の想像力では思い描くことが出来ませんでした。


そもそも炎が好きな女性はいません。


「え?うちめっちゃ炎好きだよ!燃えるよね!」なんていう女子がいるとすればよっぽどのキャンパーか放火常習犯のどちらかでしょう。



とにかくこの女子に対して何とか売りたいって感じで作ったバナーがとても怪しく感じてしまったのでもしターゲットをラグジュアリーホテルで女子会をするような女性も取り込みたいのならば真髄をへし折って炎をパッケージにするのはやめた方がいいと思いました。



次に4の人生のステージを一段上げてくれるプレミアム感です。


以下ホームページ文
現代を生きる人々にとっての、「ここぞ」の一本。
そんなプレミアム感こそ、凄十が秘めた4つめの真髄です。
商談前のビジネスパーソン、勝負に臨むアスリート、試験を控えた受験生、ライブを控えたアーティスト……
勝ちにこだわる人のための、数あるエナジードリンクと一線を画した一本として飲んでいただくために、決して妥協はせず一本一本丹精を込めて作り上げてきました。
ゆえに飲用効果だけでなく、今では凄十を保持すること自体にも付加価値が備わっており、皆様が繰り返し手に取ってくださるのだと考えています。
いわば凄十のブランドは、皆様と共に作り上げてきたのです。

と書いてあります。

言ってる意味はとてもわかります。

どのようなファッションブランドも最初は無名で売っていた服がいつしかたくさんの人に愛され、ブランドとしての価値が上がり、そのブランドのバックやデザインを身につけることがステータスになっていく。そういうことをこのドリンクでもしてやろう!!
という気概を感じる真髄です。



ですが私はデートに行った女の子がおもむろにカバンから凄十を取り出し目の前で飲み干されたりしたら完全に身構えます。

いや、もしかしたら嬉しく思うのかもしれませんが「こいつめちゃくちゃヤバい女だな」とは思うと思います。

まだ百歩譲って僕のように凄十のホームページに入り浸りしっかりと知見を得た「凄十ラー」同士ならいいのかもしれません。



しかしこれは僕の感想になってしまうので一意見ぐらいなものだと思いますが圧倒的にそのこだわりが認知されておらず、ヤバいエナドリの域を出ていないように思っています。



繰り返しにはなってしまいますがターゲットを女子会で映えを狙うような女子も加えたいのなら精力剤と思われるパッケージデザインの真髄をバキバキに折るか、ホームページのシーン別の女子会ネタは封印した方が良いと思います。



次に

4、素材の優位性というところでこだわり素材の紹介があるのですがサソリがとりあげられてます。

サソリ来たか~。最初からサソリか~。

しかも次項はマカか~。ギンギンやな~。

ホームページを最初に訪れた時にだいぶサプリメント寄りに偏った思考が一気に精力剤に戻ってきました。


他にも
スッポン、オットセイ、コブラ、などもう精力剤だよね?と言われるであろう成分が入っているようです。



項目が多すぎて突っ込みきれませんがオットセイやL-シトルリンなどそれぞれ、数十頭を相手に1ヶ月子作り性機能改善などの文言が入っているのでもうだめですね。はい。限りなく精力剤に近い精力剤です。


だってもうパッケージに芯まで漲る、先まで漲るとか書いてるもん。


言い訳無理だよ。

なんだよ先って











いや、諦めてはいけないですね。


限りなく黒に近いサプリですが実際に試した訳では無いのでどんなに語ろうと机上の空論に過ぎません。


ということで次の更新までの間に実際に凄十を飲んでみて身体にどのような変化があるかをレビューしていきたいなと思います。



とはいえさすがに今までサソリやオットセイやコブラを口にしたことが無いので何かあってもいいように使用は僕とパートナーが翌日お休みの日にしたいと思います。





ではまた。

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