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まみよ流!曲詞の作り方

こんにちは!
シンガーソングライター&古事記projectのまみよです😊

何回かに分けて「古事記projectができるまで」の過程を綴ってきましたが、今回は私のメインのお仕事である作詞作曲についてお話したいと思います。

「古事記projectができるまで」はこちらから↓

今までにたくさん曲を作ってきてますが。
ちなみに、私は音楽のコード(和音)は超簡単なコードしか知りません!
"C7sus4"とか"Cadd9"とかなんじゃらほい??です。響きがいいなーと思って自分であみ出したりして弾いてるコードがそれだったりしてるみたいです。

音符も嫌いです!
見た目は🎶とか🎵とか可愛いけど。
本物の読み書きはすみません!
子供の頃ピアノはやってたから音符は一応頑張れば読めるけど、読みたくない派です🙇🏻‍♀️

どーしても譜面作らなきゃならない時は、譜面ソフトで作成、または譜面書くの得意な人に作成お願いしちゃいます。
基本面倒なので避けます!ほんとすみません!


いつも曲は感覚で作ってるので、曲作りの参考になるかはわかりませんが💦私はこうやって作ってます!というのを恥ずかしげもなく晒してしまおうかと思っております(///∇///)ゞ


あと、詞が出来上がってるものに曲だけ付ける依頼とか、曲が出来上がってて詞だけの依頼とかもあるんですが、古事記projectの曲はは全部詞曲両方一緒に作るので、今回は新作ボイスドラマ「斬舞踊外伝シリーズ」のテーマ曲「トキハカケリ」という曲を例に出しながら、詞曲両方の作り方を綴らせて頂きます!

まずはこの「トキハカケリ」の歌詞を載せときます。
長いのでpdfで。興味があったら是非見てみてください。
※青字部分はRAP担当のランバーさん( @RamBaar )の歌詞になります。かっこいいです!

どういう曲かというのはYouTube「斬舞踊外伝〜プロローグ〜」の最後に流れるので聴いてみて下さい。ボイスドラマもご視聴して頂けたら嬉しいです✨↓


曲詞の作り方(まみよ流)

制作順番は色んなパターンで違います。
・曲調
・アレンジを依頼するものと自分でアレンジするもの
・キーが決まっている時と決まってない(後から変える可能性がある)場合
・歌詞(または曲)があるものと無いもの

などなど、こういった内容によっても制作順番が変わりますが、大体は目次の感じが主かな。

ほんと自己流ですが、順番に説明していきます。

1.曲の内容を決める

・何を伝えるための曲なのか?
・大体の曲調
などなど。

2.ワードをメモする

内容が決まったらそれに沿ったワードを、できるだけ沢山メモします。
私は大抵スマホのメモ機能を使います。
前はノートに書いてたけど、ノートだと組み立ての時にごっちゃごちゃになっちゃうので(私の性格的なところも無くはない💦)、スマホのメモ機能だと編集もできるし、移動中でもいつでも思い付いた事を書きとめておけるので楽チン!

ちなみにノートに手書きで組み立ててた時の感じ、こんなん…💧


なんじゃこりゃー!!

汚くて他人がみたら何書いてんだかわからないですよね。。
自分でも時間経ってみたらわかんない😥


まあ、このメモの作業ではダダダーっと箇条書きで羅列するだけですが、「1つのワードから連想するワード」も書いておいたり、曲調によっては「韻を踏む・同じような言い回し」も意識しながら書きとめます。
「言葉並べ」と「連想ゲーム」です。


同じような言い回しの言葉は、後々のワード組み立ての際に同じ言い回しを並べたり、1コーラス目と2コーラス目に振り分けられたりします。

例えば今回の新作ボイスドラマのシリーズテーマ曲「トキハカケリ」での歌詞で言うと、1コーラス目は「眩む閃光 時は駆けりて」2コーラス目は「霞む幻光 月は欠けりて」みたいな感じで。

上記の作業は「6.書き溜めておいたワードを整理・組み立て」でやります。


ワードの羅列でいうと、「トキハカケリ」を作る時に最初に書き出したメモはこんな感じ。

斬舞踊外伝シリーズ全体のテーマ曲なので、ストーリーを浮かべながら出てきた言葉を何でもかんでも書いちゃってます。

あと、いつもは歌詞が完成してからタイトルを決めるんだけど、今回は実はタイトルを先に決めました。

シリーズ通して出てくるキャラにどうしてもタイトルを掛けたいと思いまして。(その謎は、7話まで続く古事記projectのボイスドラマ「斬舞踊外伝」を追っかけてって頂ければ明かされます!)

なので今回に関してはタイトルから連想して出てきたワードも多かったです。

3.参考曲を聴く(参考曲がある場合)

大体仕事で依頼される時やコンペなどは「参考曲」が依頼元から送られてきます。

こじぷろ(古事記project)の場合は、私が元々持っているイメージを曲にするか、または代表の村上くん (@spd13ds)に「こんな曲にしたい!」っていうイメージがある場合は参考曲を上げてもらいます。

「トキハカケリ」は村上くんのイメージがあり、参考曲を上げてもらいました。あとイメージを言葉で伝えてもらったところ、

「エモい感じ!(言葉足らず)」とのこと。

「エモい」ってなんだろ。そこから始まりました。。

参考曲を聞く時の注意点は「絶対聴き込まない!」
ふわーっと雰囲気で聴く。
そうじゃないと、参考にさせてもらった曲に似ちゃうからです。
イメージは参考にさせてもらうけど、パクリは嫌です!

でも「エモい感じ」はなんとなくわかりました。


4.曲のイメージを膨らませる

「3.参考曲を聴く(参考曲がある場合)」でぱっと聴いて浮かんだイメージを頭の中でゴチャゴチャとかき混ぜて、アレンジとメロディーに簡単に色付けしたり組み立てておきます。

ここでは全然纏まらなくても大丈夫。
この後徐々にちゃんと膨らみます!

5.鼻歌でスマホの録音アプリで録る

私は大体サビからメロ作る事が多いです。
サビが1番盛り上がるところなので。
それか、良いAメロが先にあったら、そのメロをラララとか鼻歌で歌ってると、続きが自然に出てくる事も多いです。

この場合、Bメロもサビも続けて出てくるので、1コーラス丸まんま出来上がっちゃうことも✨

でも、ここでできたメロディはあくまでも大枠で、本チャンの録音時、コード(ピアノとか)が入ると「あ、こっちの方が良いな!」ってなったりします。

あと歌詞を入れる時にも、歌詞に合うようにメロが変わったりもします。



6.書き溜めておいたワードの整理・組み立て

①まず、意味が同じものや、今回必要ないものを削除する。
②同じワードに繋がるものをブロック分けしてみる。
③先程、「2.ワードをメモする」でお伝えしたように、同じような言い回しのものを作る。
④ワードとワードを繋げて文を作る。
⑤Aメロ(BメロもあればBメロも)、サビ、別メロに入れたら良いかなーというものに分けてみる。
※⑤は、私は書き込むのではなくて大体頭の中でやります。


「トキハカケリ」の例でいうと、ここでのコツは☝️
・「1番伝えたいワード」や「勢いのあるワード」をサビに持ってくる!
そして、
・Aメロ→状況説明
・Bメロ→言葉の羅列
・Cメロ→サビに向かっての盛り上がり
って感じで組み立てました。

これとこれを並べると意味が膨らむ!という感じでパズルみたいに組み立てて行くのが面白いです😊


で、歌詞もまだここでは完成じゃなくても大丈夫!


この後とうとう本チャンの録音作業になりますが、長くなったので「7.PCの音楽ソフト(私はProtools)に録音」は次回お伝えしますね!

斬舞踊外伝シリーズテーマ曲
「トキハカケリ」
この曲のご購入はこちらから↓

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