生きとし生けるもの達の真理
生き物はこの世に生を受け、
そしてあの世へと還っていく。
ヒトは生まれることに喜び。
そして死ぬことを悲しむ。
犬や他の動物達はどうなんだろう?
昨日、ラブラドールのモコが12歳で一生を終えた。ほんの数日前まで元気で走り回ってた矢先のこと、尻尾の腫瘍が原因で通院を始めた途端にぽっくり逝ってしまった。
犬は飼い主との交流が深いほど、あっさり死ぬと聞く。自分の死を予兆し理解し、迷惑をかけないようにそっと目を瞑じるのだ。
他の兄弟犬や友達の犬との
関係はどうだろうか?
これまた不思議で、彼ら動物は亡骸を目の前にすると生き物と認識しないようだ。でも、モコの身につけてたものを嗅がせると尻尾をふってキョロキョロ探している。
生きてるってなんだろう?
死んでるってなんだろう?
素朴な疑問が湧く。
犬達は、いまを生きている。
生きていた過去も、生きているはずの未来もなく
いまだけを思う存分に生きている。
彼らにとっていつでも
モコはモコでモコでしかない。
犬達はモコの匂いがしたり、似た犬種がいると
その度に、キャァ〜〜〜っと喜ぶだろう。
「あれ?いないなぁ、どこかなぁ?まぁ
とりあえず遊んどこ!」とか言ったりして。
彼らは忘れたりもしないのだろう。だって
モコはまだそこにいて、いつでもすぐ会えるんだ。犬達はいまだけを生きているのだから。
そう思うとものすごく
シンプルでフラットで
ほんとまっすぐで。
真の世界での生き方を僕らに
教えてくれてるきがしてる。
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