Single Malt は「土地」である
今朝、トーストを食べた。
Twitter上でマグネシウムの話の中で見かけた
「ココナッツオイル+ぬちまーす」トーストだ。美味だった。
調べていると、金森式「断糖高脂質食」とやらに辿り着いた。なるほど。
そしてなぜか、「蒸留酒」と「醸造酒」の違いを調べだして。
穀類や果実をアルコール発酵させて、醸造酒をつくる。醸造酒を蒸発させて、アルコール分を冷やして液体化させたものが蒸留酒。
醸造酒であるビールと蒸留酒であるウイスキーは、どちらも同じ、麦から作られる。
そして更に分からないのは、ウイスキーの分類である。
バーに行く度にスコッチを嗜むくせに、シングルモルトとかカスクとか何が違うんだ、と分かっていないまま何年も飲んでいた。
要は、蒸留所が一つだけ(=シングル)なのか、複数(=ブレンディッド)混ぜ合わせているのか。
世の中の90%は、ブレンディッドウイスキーである。20〜30種類を混ぜる。味が安定して飲みやすくなる。
それに対しシングルは、生産流通が少ない。シングルの中でも、樽(=カスク)が一つなのか、混ぜ合わせたものなのかでも、また呼び名が変わる。
一般的に流通しているのは、同じ種類・複数の樽を混ぜ合わせて作る、「シングルモルト」ウイスキーである。
それとは違い、たった一つの樽から瓶詰めする「シングルカスク」ウイスキーも存在する。
一つの樽からは450本程度にしかならないので、とても希少、かつ樽ごとの個性が出る製法。
https://www.barrel365.com/material/
シングルカスクは、「樽」との「一期一会」
シングルモルトは、「土地が育む」
ブレンデットは、「人がつくる」
ちょっとだけ、知った風になれたかな。そんなただの備忘録。
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