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映画レビュー|Barbie


映画「Barbie」観てきました〜!!!


バービー人形が実写化ってどんな話なんだろう…と気になりつつも、子供の頃にバービー人形で遊んでいなかったので観てもわからないだろうな〜と思ってなかなか観に行けずにいました。そんな時、YouTubeの広告で「マリオを抜いて1位!!」というCMをみて、「あのマリオを抜いて!?それは観に行くしかない!!!!」と映画館に駆け込みました。

バービー人形といえば、パッションピンク!!
遊んだことのない私ですが、バービーは明るくて、活発で、なんにでもなれる、幸せな女の子。そんなイメージが不思議とありました。

映画の中でもバービーはイメージどおりでした。バービーが他のバービーに向かって「Hi!Barbie」と手を振りながら挨拶をし合うシーンは、少し奇妙でもありましたが、どんな見た目でも、どんな職業でも、みんながバービーという世界観をすぐに受け入れることができました。あと、バービーランドも売られているバービーランドのまんまで、パッションピンクが基調でとても可愛いかったです。
お人形遊びをする時、お人形を二階の窓から宙を浮かしてクルマに乗せたりするあの感じが表されていて、懐かしさに心が踊りました!他にも、お人形の世界ならではの描写が多く、思わずクスっときてしまうことが多かったです。
劇中は歌ったり踊ったりするシーンがたくさんあり、ミュージカルを見ているようでとても楽しかったです!


主人公のバービーはなんだか自分のようでした。
気分がいい時はすごくハッピーだけど、一方でネガティブなことを考え出すとダメダメになっちゃうところとか特に…笑
女の子だって何にでもなれる!というコンセプトで作られたバービー。そのバービーランドでは女の子のバービーたちが大活躍。その裏で男の子のケンは何者でもなく、 バービー&ケン のケンでしかありませんでした。まるでリアルのようだなぁと思っていたら、バービーとケンが、バービーワールドを抜け出しリアルワールドに行くことになりました。ケンはリアルワールドで活躍する男性の姿に衝撃を受けて憧れます。そして、先にバービーランドに帰ったケンは、バービーランドもリアルワールドのように男性主体の世界に変えようとします。

私が印象に残っているシーンは、バービーランドを男性主体の世界になることを阻止しようとしたバービーたちによって、ケン同士が争いをするシーンです。そこでも歌と踊りが出てくるのですが、その踊りが癖になる動きをしていました。また、バービーたちのケン同士を戦わせるための戦略が面白くて…!まるでリアルな女の子と男の子を表しているようでした。

自分とは何なのか、社会とは、世界とは、なんなのか。自分はどう生きていきたいのか。世界に順応していくことも大切だけど、自分を貫くことも大切。それを強く感じ、どんなふうに生きていくのか決めるのは自分なんだと改めて思いました。

主人公のバービーはその後どうやって生きていくのか気になりました。バービーが選んだ世界がどんな人も葛藤しながらも楽しく幸せに生きていける世界だといいです。





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