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コロちゃんヒストリー(ミステリー小説風) 【後編】

昨日の続き。

あらすじ;いよいよ武漢市が広域閉鎖された。

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連日、武漢の病院は満員。それは野戦病院と表現するには、あまりにも粗末すぎる。共産党政府は真実を隠蔽するのに必死であるが、時のジャーナリストたちは、命を張って外に向けて真実を伝え始めていた。

武漢での死者、おおよそ20万人。応援に全国から駆けつけた医師、二千人。医療従事者も死者は100名を超えた。とにかく、物資が足りない。薬も、防護服も、マスクも、人も、病院も、火葬場も何もかもだ。

生物兵器としての新型コロナは一定の「成果」を示した。変異する前のウイルスはまさに兵器。22年2月のオミクロン株が可愛い。

そんな中、既に19年より拡散していた新型ウイルスは世界に蔓延しつつあった。中国に取り込まれているWHOでもパンデミック宣言をせざるを得ない状況となった。そして名前をCOVID19と名付けた。「19」と名付けたのはせめてもの抵抗だった。

そして、世界へ広まった新型コロナは、中国と深く関係を築いてきた国が先に蔓延することになる。いや、そうさせたといってもいい。イラン、そしてイタリア。その当時イタリアでは、中国の警察がうろつくことができるような関係。ズブズブの関係だった。

そこに目をつけたのが、世界の支配者たち。ここまで蔓延していれば、何をやっても疑われない。武漢とは少し種の異なる株を散布した。もののみごとに広まることになる。ヨーロッパ、続いて麦国はパンデミックに見舞われ、多くの命が絶たれた。

経済は一気に冷え込む。飛行機も飛ばない。外にも出られない。生活困窮者が世界に広まった。

いよいよ、ここまでに準備を先任じて行ってきたF社は、ワクチンを異例の早さで認可に漕ぎつける。20年10月。一部の技術をモデルナ社へ供与し、2社で独占を狙った。イギリスA社も同様にmRNAワクチンを出すことになる。

これまで人体へのワクチン技術としては初。全てを人の手で作られたmRNAは、人々へ打つことで治験データを集めることに都合が良かった。そして、時の権力者たちは、利益を十分に享受した。

そして、最後のオミクロンの散布が、南アフリカで行われ、見事に世界へ感染していった。その頃、既に4回目の接種を始めた国があり、ブーストといって3回目も日本で始まっていた。ワクチン在庫がなくなるまで、各国の政府は騒ぎ続けるしかなかった。もしも騒がずに、ワクチン接種が止まれば、次の散布の標的にならざるを得ないからだ。だから、ワクチンの限界と言われる、4回目までを上限に、事態を収束させないようにしているのだ。

とは言え、4回目まできっちり打たせるには時間がかかりすぎた。既に各国では、不満が爆発し、インフレ、エネルギー不足、石油の高騰。既にワクチンでの商売も限界に来ていたのだ。ここから先は、いつもの「あれ」しかない。

「あれ」とは、戦争で経済を潤そうとする「あれ」だ。が、しかし、もし世界が全面戦争になれば、核を使用せざるを得ない。つまり、人類の滅亡。

そう、2022年が、世界の道を決める重要な年なのだ。

過去の予言では、こういうのが多くある。

「救世主は日本に現れる」

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かつてのキリストのような救世主が日本に現れたところで、今の人類全体を救うことはできない。だとるすると、この救世主とは、システムであり、技術であり、産業革命以来、マイナーチェンジを続けてきた技術に終止符を打つ様な何か。それが、わたしたち日本から出ること。それこそが、メシアであり、人類を救う救世主となるのだ。

と私は考えています。


#技術 #日本の未来 #新型コロナ #ファイザー製薬 #モデルナ

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