小林章夫『イギリス紳士のユーモア』

 小林章夫『イギリス紳士のユーモア』を読了しました。
 「紳士」の歴史的変遷や意味する範囲、生き方や生活についての典型的なスタイルなども知ることができ、小説等に登場する紳士を、今までより多角的に理解できるようになったのではないかと思いました。
 また、ところどころに挿まれているユーモアや毒(といっても正当な批判のように思えるものがほとんどですが)も楽しく読むことができました。
 巻末には参考文献と紹介コメントが掲載されているので、これを機に「イギリス紳士学」に入門してみようかと思いました。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?